泥の花
ところで無双6エンパの新キャラの徐庶にものすごい勢いで恋をしています。
(いまだに観月をパートナーとしていますが浮気も2人め3人めともなると慣れたものです)
小田桐の士道系(仮)が書きたいのにまったく進まなくて長いこと苦しい思いをしていたのですが、やっと少し何か書けそうでがんばっています。文体的に普通のものと士道系(仮)の間のステップになりそうな気がするので、文章力を上げる修行にもなればと思っています。
だってこれエロだから!(くわっ)
先の日記で自分が救われぬ夢女であることを書きましたが今は正真正銘夢小説に帰還しているのですな。無双夢、まあそれなりにないこともない小ジャンルです。男女エロの入った夢、これはFrayja*では今までになかったジャンルですよー、キュウセイなどの観月夢では行為は行われているらしいのですが描写なしですし、正直観月と致したいと積極的に思ったこともないため、今ちょっと新境地に沸いているところなのです。だからちょっとテンションがおかしいです。
で、このエロがですね、ヤンデレです。
ジャンルとしては今は下げましたが観月夢の『冬の女』にやや近いヤンデレですね。このヤンデレ夢の特殊なところが、これもまた『冬の女』もちょっとそうだったのですが、「両方ヤンデレ」だというところです。つまり件の徐庶さんもヒロインもヤンデレということですね。
そもそも徐庶さんを紹介すると公式からヤンデレ臭を漂わせているロールキャベツ系男子なのですが、このヤンデレとSとMを全部匂わせる男を見てマリモが瞬時に浮かべた妄想が「この人が微ヤンデレからついやりすぎちゃった愛を受けて数年後大ヤンデレに成長して調教愛し返す少女」だったからさあ大変
マリモの一瞬の思いつきのヤバさは一体なんなんだ。クスリでもキメてんのか。
でも、真面目な話ヤンデレっていうのはヤンデレに「育てられる」ものだと思うんですよね。恋が育つように。素質あるものが恋をつのらせてヤンデレになり、そのヤンデレを受けたものが念能力の洗礼を受けた的にヤンデレに覚醒し、さらに相手にヤンデレをぶつけてそれまたヤンデレを育てる……。つまり、ヤンデレだから調教とかそういうことするのではなく、調教されたからヤンデレになった、というほうがどっちかというと正しいことになります。そして調教合戦は超ラブイチャです、お互いの気持ちが両思いであることだけ見れば。
ただ、ヤンデレは病んでますから、しかも二人タイミングをあわせてイッちゃったわけではないですから、両片思いの盛大な連鎖がだんだん取り返しがつかなくなりながら続いていくばかりで、どこに行き着くのかという問題はあります。
どこに行き着くのかという問題。
どこを目指すべきかもわからずどこへも行けないという問題。そういうくるくると回る閉塞の闇が徐庶というキャラクターにはあるのです。
(急に無理矢理それっぽい話に持っていった)
でマリモは常にウテナっ子なので、世界を革命する話にしたいわけですね、SMの力で。いや愛の力で。
監禁調教ものといえばBLの『堕ちゆく者の記録』がマリモ的には超ヒットなのですが、ああいうのはとかく加害側が許せねーとか、被害側はなぜ加害側を愛してしまうんだ完全にストックホルム症候群だとか、そういう話になってしまいがちです。でも監禁調教したくない?(だめだこいつー!)問題は監禁調教したいというこの気持ちに何かしらの決着を与えなきゃならないということなんだ……。監禁調教が犯罪だからダメ、相手がかわいそうだからダメ、ではなく、なんでそうしたいのか、したら何がどうなのか、それを見つめることは大切でそのために創作があるのです。と思いました。
正しいとか悪いとかじゃないんだよな。ヤンデレもかわいそうなやつだから許せるとか許す理由にならないとかそういうんじゃないんだよ。問題は!そこに!ヤンデレがあるという!そのこと!だってわたしヤンデレなんだもん!
病に同化できるか、自分の中にもまたその闇があることを愛せるか。マリモのヤンデレデュアルエンジンはそういうタイプですね。だって恋って病気じゃん。
本来闇の中をくるくると行き着くところを知らぬ恋という哀れな迷子が、誰かの手にたどり着けるのか。
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