おおきく振りかぶって読み始めました。おんもしれー！いやね・・・モモカンがね、中学のときにミスフルで夢書いてたときのキャラにそっっっくりでね。前から気になってたんだよ。読んでみたらますますそっくりだった。
昨夜夕食後に、最近調子が悪いののリハビリに鯖海でも…と長太郎を尾け回すことにしたのですが、やはり観月が一言喋るごとに動きを止め、唸り、大変でした。
しかしこうも『誰のことも思いきれなくなる時期』というのは一年に一度ほどで貴重なので、せっかくだから細かく考察してみることにしたんですよ。で数回観月のしゃべりを聞いては固まってみるに、どうやらわたしの今回の調子の悪さは『相手を信用できずにストップがかかっている』かららしいことが判明しました。発端は…レミーです…。（目をそらす）
しかしそれならそれでレミーだけ疑ってればいいだろうよ、と思うのですが、観月は観月で、『ただの観月』であればいいんですが実際はそうじゃないでしょう。そのへんを疑ってしまっていたんですね。そのあたりがフィクションのつらいところなのですが…、やっぱり、観月はただの彼という一個体じゃないわけでしょう。それが石田さんの声を通すと顕著に見えてしまう～ッ！！だからいちいち唸るはめになるんですよ。あれは『石田さん』であって『観月』ではない！と！
でもふとしたことでパチン！と魔法が解けたというかかかりなおした？長太郎が留守だったので観月にちょっかいを出していたところ、水汲みの『海での遊びなら赤澤部長に頼んでおいてあげましょう』という、アレね、あれを聞いた瞬間世界が色を取り戻した！…なぜそのセリフ？客観的に見ると意味わかんねーチョイスです。
でもそれは少なくともセリフの上では、かなりわたしの考える『観月本人』に近い感じだったんですね。考える、というか、思う、でもないし、『感じる』…かな？あの変なところで変な力入っちゃう不器用ぶり！理解されにくい変な哀しみ！女王様のくせしてふいと自分をこともなげに過小評価する鬱っぷり！あれらを感じた瞬間元に戻った。血とか肉とか骨までも、半分くらいの体と考えの感覚を常時重ねてるようなあの感じ。
今回のことでわかりました。
・わたしは観月の『理解されにくい寂しさ』が好き
・恋は確かにまやかし。でも部分的で白い嘘。
・恋は頭も体も使って初めていいグレードに上がれる
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