主小田主祭一人で開催中!!「お祭・企画」カテゴリーでみれるよ!応援よろしく
21時ぶんにすべりこめない!!アウトすぎる!20時ぶんはひそかにピクシブに告知を出してました、昨日スキャンして色塗ったあの手のツボ押し(まだ言う)の絵にテキトーな告知セリフをしゃべらせました。ひときてくれるといいなー(ならもっとましなエサをまくべき)
19時更新のとき戸惑ったエロネタの是非について特に意見も天啓もないので棚上げしたまま、長編「風に立つ」ネタメモ断片のアップを続けます。なおも言いますが10時~12時ぶん更新ぶんに長編の冒頭があるのでまだのかたは読んでくださると幸せです。
『節制』のつづきから。
・『節制』地の文なしダイアログメモA
「僕が何か言う前に勝手に察してくれなくてもいい」「どんなときでも」
「僕が無理をしていると思うのなら、そのとき君が教えてくれ」「言葉は大事だ」
「……何か言ってくれ」
「ご、ごめん」
「僕も、足りないことはあるだろうが、君がそのやり方を知らないなら、僕ができる限り教えたいと思う。その……さ、君が僕に、何のために言葉を尽くすのかを教えてくれたように……」「何を言っているのかわからなくなってきたな」
「ううん」
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交流(コミュ)ということ
・『節制』地の文なしダイアログメモB
「おれは」「小田桐のために生きたい」
「……だから、」
「ちがう、おれが、そうしたい…。義理とか、感謝とかじゃなくて、おれが小田桐のために生きたい。なんて言ったらいいのかよくわからないけど」
「だめかな」
「……今は、それでいい」
「なんか、イタいな……」
「ん、何処だ?」
「いや、そうじゃなくて……、いや、そっか」
「なんかさっきからすげー胸が痛いです」
「はっ、だ、大丈夫か!病院に」
「小田桐、大好き」
「!」「………そ、う……か……」
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小田桐が好きすぎて胸がイタい
・『節制』ほぼ地の文なしダイアログメモC
「小田桐が欲しくなって。とても、幸せを、願うだけじゃ足りなくなって。小田桐がいいと言ってくれたおれの善意なんて優しさなんて、自分の寂しさとリアリティのない義務感に毛の生えたようなもんなんだって、思って。でもそれをどうにもできないのが苦しくて」「そこからおれの世界が始まった気がした」
「……世界が、僕から始まったなんて、……言わないでくれ。
君は君だということを僕は知っている。君が知らなくても。
僕が知らない君は山ほどあるだろうよ。それを話したいと、僕が思っているのだから。」
「……小田桐が、知らないおれ?」
「ああ。何か僕はおかしいことを言ったか?」
「よく、わかんないな……。なんでそんなこと?
おれは何かしてきたかもしれないけど、きっとそれはからっぽでおれじゃなくてもできることなんだ。おれはそれでよかったけど、だから、小田桐が知りたいと思うような意味のあるものじゃないんだ」
「知りたいさ。君の来た道だ。そしてそれは大きな意味があるだろ。他ならぬ君がここにいるって、意味があるだろう。僕はこの君が好きなのだから」
「……おれが、好き?」
「……あ。……そ、その……そういう……意味の、では、」
「うん」
ハルは苦しげにくしゃりと笑った。
「うん、いいんだ。嬉しい。すごい嬉しい。そういう意味とか関係ないんだ」
「……君は、僕の尊敬する友人なんだ。とても、得難い、」「大事な人なんだ」
「うん、おれも」 「おれも小田桐を尊敬してる。小田桐のことが大事」
世界中でいちばん、命より、という言葉をのみこんでハルは少しだけ目を閉じた。このまままた眠りに落ちたら、また長い長い小田桐の夢を見るのだろうか。それでも会いたいとばかり思ってしまうのだろうか。色めいたにおいもなく肩を支えた清冽な腕はまぶたの裏に焼き付いた逆光の背中よりもずっと、切るように愛しかった。ハルは目眩に耐えるようにかたく眉を寄せた。不思議な親愛の間合いで寄り添い合ったすがたは、親子と恋人にそれぞれ少しずつ似ていた。
**********
そういう意味とか関係ないんだ。そう思える幸せをかみしめるころかな(和歌風に)なんか『死神』で急展開したと思ったらスゲーのったりの『節制』、宇宙コミュがナンギなんじゃなくてゲーム中のコミュが簡略化されただけだよ!きっともっといろいろあったんだよ!もっと小田桐とコミュらせろよ!という気持ちもぶつけている長編なのでノタノタしていても許してください。
最後に入れどころ決めてない主人公モノローグをちょこん↓
『おまえが守ると言ってくれるまでは、おれなんていくら傷ついてもよかったのに。傷つくおれ自体まず、いなかったのに。小田桐を見上げて、はじめて見上げるおれの存在に気付いた。小田桐の影にすっぽりと隠れたい自分に、体全部で気付いた。小田桐が曖昧だったおれを集めて固めて形を与えて、なんだかよくわからないものを残していった。その作用が恋なんだってことをおれは知っていた。でもそれをどうしたらいいのか、自分に何か手が出せるものなのかも、おれは全然知らなかった。』
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