今書いてんの結局こういう話だな。押せ押せ乙女観月VS卑怯者チキン野守 な・に・か言うことはないのかと聞いてるんですよォ~! えッ?いやっ…まあ、うん、君は世界一かわいいよね~ そんなことを聞きたいんじゃない!! と、キスを迫る観月、ひらひらごまかす野守。
観月の誕生日を祝うのはこれで3回目ですね。去年の記録を読み返してみたら、一体何の日だか明言はひかえたりもしつつケーキを焼くという大層なツンデレぶりでした。
去年の今ごろはたぶん、観月以外考えられない!考えたくないの!といった感じで余裕がなかったのだと思いますが、今はご存知のとおり盛大に浮気した直後ですので、いや~やっぱり誰に走っても結局観月だよね!と全世界に向けてさわやかに発信できる気がします。なんて光源氏。
てことでピュアブラで一本書いています。『キスミー・クィック』。カクテルの名前です。
ペルノリキュールが主役なのかな。あとはホワイトキュラソー、ビターズ、炭酸の甘口、でもちょっと強めで。他にも同名のレシピいっぱいあるみたいなんだけど、ペルノは水分混じると緑味のある黄色でうちのヒロインのイメージに合うので。甘口強め、というところもあの嘘吐きらしくていいかなー、と…。
話中でもやはり酒飲んでる。さ、酒飲みではない。(また弁解)まあ雰囲気のコンセプトとしては、酔ってる観月がいつもより少しばかり、少しばかりデレ強めで、うちの子も酔ってるからいつものようにうまく茶化せませんよ、という感じです。
ほんで視点はうちの子ですので、まあ事実それなりに酒入ってるし、私も酔ってるってことにしとこうか、はは、という卑怯ぶりを存分に発揮します。てめえは酒入れて言い訳を用意してからカーセックスに持ち込もうと画策するビジネスマンか(具体的)『あッ、…ゴメン、酔ってた。』
最近ピュアブラが気遣いがち、とか先述しましたよね、それで気遣いが卑怯方向にいってしまうあたりまだまだピュアブラだと思うのですが、今度はヒロインがめちゃくちゃ卑怯で卑怯でチキンでおためごかしで、てめえは煮え切らない男か!!って自分のことながら怒鳴りたくなるほどです。
なんていうか、惚れたほうが負けって言うけど、お互い惚れ合ってしまってる状況ではむしろ積極的に惚れていくほうの圧倒的勝利だと思うんだよね。愛の場では、弱みを見せられないほうの負け。卑怯になれば騙し合いには勝てるけど、それってやっぱり負けてる。さらけ出せないほうは、身を預けてきたほうに対してすごい敗北感を感じると思う。
強がって崩れないのは、弱いもののすることなんだよなあと、不器用に攻撃的にでも愛を迫る観月を書きながらわが身をものすごく情けなく思います。君はなんと潔くて強いのかと。私はなんと浅ましくて怯惰なのかと。
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