祝・パレドゥレーヌPS2移植決定!!
ちょっと前から知ってたのですが言いかねてました パレドがPS2でのちのち出ます!興味もってくださってる方はそれまで待つといいかも★
追加イベント、スチルなどもあるようです。ディトリッシュとか黒貴族なんかモリモリ増えるでしょうねー。ただ気になるのはPC版が『あとはおまえ勝手に妄想しとけよ』だったので、そのあたりが良くも悪くも補完されてきちゃうかもしれないですよね。特に、キャラ多いからって今時PS2ゲームがボイスなしまくりは無いだろ。
レミーに関してはいい。もう何が来ても驚かないことにしている。
と、本題はパレドじゃなくてコルダ2のシステム評価です。今回はプレイ環境に的を絞って書いてみました。購入を考えておいでの方は一読するもいいですね。ただマリモはシステム大好きっ子なのでどっかズレてます。
まずプレイ環境が劇的に変わったこと。一番見逃せないポイントです。全体的にすごーく便利になって、わたしとしてはいらないくらい便利になっています。既読スキップとか特定人物声飛ばしとかいらない。ノベルゲームには標準的な装備だけどゲームとしてのエンターテイメント性が落ちる!!というか、わたしは不便であればあるほど喜ぶシステムM(萌えのあるゲームに限る)なのでまあここらへんは無視していいです。
環境設定以外に保存方面でも、もはや常識のクイックセーブ&ロード、さらに発生済みイベントの観賞も可能となっています。ここまでやるとちょっと、ありがたみ薄れぎみですよね。せっかくコルダはアンジェや遥かと違って現実的な話が多いので、その場の一回性を大事にして欲しいところでした。やりなおせればやりなおせるほどに、『過ぎゆくもの』としての価値はだだ下がりになると思います。学園ものというのは『過ぎゆくもの』の代表ですよね。
まあ補完はこれくらいにしときまして、ゲーム自体のシステムの話に移ります。
今回はゲームとしてのテーマがアンサンブルコンサートということで、前回の俺とお前は敵同士な(わたしが勝手にまき散らしていた)雰囲気から一転、システムとシナリオの最終的な融合地点は『人の心を結びつける音楽』といった感じ。みなさん喧嘩して仲直りして大変です。青春です。
前作と共通の部分は数回の発表の区切りを繰り返して終わりに向かうということ。引き続き、サイクルのうちにうまい具合にいろんなことができるようになり、知らず知らずに目標達成!という、相変わらずなかなかのゲームバランスをしています。前作よりこまごまとした目標達成のモチベーションアップがちりばめられ、プレイ感はかなり快適といえるのではないでしょうか。
加えて、今回からの要素として『難易度設定』がもうけられており、まあ『難しい』専用エンディングなどという嫌味なものも存在してはいるのですが、そこまで欲張らなければちょっとゲーム苦手な人でも楽しい手ごたえで余裕を持って遊ぶことが可能になっています。設定できる難易度は、やさしい・ふつう・むずかしい の3つ。
ちなみにわたしは全部一周ずつやってみましたが、絶妙にちょっとずつ変数計算や各種条件が厳しくなっていっています。確かにやさしいモードは楽で、むずかしいモードはキツいです。アンジェ2とかに比べればそうデカい違いはないようでもありますが、コルダは常に発表期日との勝負なので、わずかな違いで確実に命取りになってスリリングです。あ、ちなみに、そうゲーマーでもないわたしでも難しいモードで個人EDすることはできました。すごい頭使いますが、パレドゥレーヌの高難度ほどではありませんでした。
あと環境として挙げられるのは、プレイ中の情報開示の量が段違いに増えたこと。□ボタンでヘルプメモ、という便利コマンドは健在で、さらにメッセージバックあり、好きな曲情報あり、評価の上げ方条件あり、攻略イベントヒントあり、一般生徒情報あり、もう困ったらとにかく情報です。そのぶん情報確認がめんどいという人には向かなくなっているのかもしれませんが、情報を常に参照して動けるというのは手ごたえがあって楽しいことでもあります。
特にわたしがスゲエと思ったのは評価の上げ方条件!今まではなんとなく指針だけあってどういう式で動いているのかよくわからなかった評価…前作での『ライバル度』に相当するものですが、その評価の上げ方が、なんと個人情報の中にまるっと書いてあるんですよね!しかも、志水であれば『技術レベルを上げて曲練習を聞かせる』とかそういう方向性だけではなく、『技術レベルを5以上にして曲練習を聞かせる』とかそういうふうに書いてあるんですよね!つまり評価が上がりハードルが上がったなら、その数字が更新されて明記されているわけです。
志水とかならいいんですが、柚木を何周もやってると、奴は『累積BPを溜めて曲練習を聞かせる』という究極わからん条件で評価を上げやがるので、いいかげんむかついてきていたところでした。月森の条件にも累積BPは関わっているのでとてもありがたいです。あ、つまり、前作では数えてないとわからなかった累積BPという情報さえも開示されているということです。すごいでしょ。
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