「…君の音は、姉と少し似ている」とかそういうの期待してたんですが駄目ですか三十路。タイトルは金色のコルダ無印での志水の好みの楽曲、G線上のアリア解釈C『信じるための解釈』より。
とりあえず、柚木で2一周目をクリアです。相変わらずデレツンデレ貴公子柚木はいいこと言ってくれます。まだわたしでも恋ができる、そう信じたくなってくるじゃないか…。(セリフ引用)
わたし好みの適度な甘苦さと沈み込む深さで、いいことは山ほど言ってくれた、のですが、やっぱわたし岸尾さんって苦手なのかな…。いや、岸尾さんは悪くない。グラフィックと合わせて考えても、なんかルビパの表現したい柚木がちょっと微妙なかんじなんだな。そうだよね、岸尾さんを選んだのはルビパだしね、全体でキャラをなしてるわけだから。
まあそんなふうに落ち着きながらも、どうも柚木のしゃべりに魅力を感じられません。こいつ、いちいちオーバーじゃね?天使柚木も悪魔柚木も、両方ぶりすぎじゃね?リアクションとりづらいにもほどがあるんですけど。やっぱ年上はやりづらいな、うかつに足踏んだり「テメエ…」とか言えないもんね。
マジで日野ちゃんは悪魔柚木にどうやってリアクションとってるんだろう。マジでグサッときた顔とかしてんのかな。ご苦労様です。わたしは、あれだよ。あいつの伝えたいこととか裏で思ってることとか痛いほどわかるので、いいよ無理すんなよ、大丈夫怖がるなよ、どうどう、といった感じのことを思うのですが、年上にそのリアクションはどうか。同年だったら柚木とも恋ができると思うのですが。
システム的な結果としては個人スチルは全回収でした。あと今回は、恋愛段階イベントと恋愛連鎖イベントというふうにルート分岐しているようなので、柚木で二周目も必至ですな。
で、お楽しみの暁彦(引き続き呼び捨て)ですが、まず声微妙。特に何の感想もないです。次、ビジュアル。これはCGになっても線画の印象は変わらず、髪も要点としては昨日熱く語った『観月型』のようです。肌の色と黒スーツでずいぶんと精悍な印象に見えていますが、そうですね、肌を白くすれば観月みたいなもん、というような感じでした。肝心の中身はまあ想像通りのクールやり手、なかなかいいかんじのエピソード付きで、わたしはすんげえ好きだな!
しかし、最後までプレイしてみてどうやら彼との個人的なイベントはなさそうだと思えてきました。だって暁彦のスチル、主人公の思い出に分類されてるし。な、なんで!?あそこまで引っ張っておいて!?ストーリーにだけ関わるキャラだというなら、一体なぜあそこまでこだわるのか!?なぜここまで、魅力的な男なのか!?
最近ルビーパーティーの考えてることがよくわかりません。追加ディスクで荒稼ぎでもするつもりでしょうか。ネオアンジェリークのヨルゴといい、遥か3の知盛といい、そして暁彦といい、まあ知盛はやや優遇されてるけど、それにしてもわけわからん。なぜそんなおいしいものを放置するかな、主人公。しかも今回は屋上で二人、などという、これがパソゲーならパツイチキメても文句ないシチュエーションを投入しておきながら、なおストーリーイベント扱いだとーー!!?恋愛だろこれは!!
このあまりにも期待をもたせるシナリオどうにかしてほしいです。コンサート前に会いに来たの、立ち絵が表示されるまでは完全に暁彦だと思ってました。自分と暁彦がひそかにいい雰囲気なのを天羽ちゃんが察してくれたんだと思い込んでいました。柚木が出てきて正直ガッカリ。ごめん柚木。もう追加ディスクでもエロゲーでもなんでもいいので暁彦とどうにかなりたいです。なんで暁彦にこんなにこだわっているかというと、それは八割がた髪型のせいです。
わたしの理想の萌え = 観月 で。
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