竜の子
貶められて悪魔の子
もしくは魔法のような権力
武器に関しては完全にわたしだけが異常に楽しい例のP3二次創作ゲーネタ。そえじーの描く絵(特にコミュキャラ)には爬虫類顔が多いが、顔的な意味ではなく小田桐は爬虫類。トカゲの尻尾切りってやつさ的な意味もありけり。コレは蛇だが。(正直トカゲではなくヘビなのはわたしの好みだ)
P3二次創作ゲーネタのキャラ固有ペルソナ(一次)の共通コンセプトは『実際に存在した伝説的人物』にしています。ジャンヌ、とか、トキサダ、とか、アマデウス、とかそんなん。お察しの通りヴラド・ツェペシュ=ドラキュラですそう呼んだ方がいいでしょう。
ち、違う。コレを最初に言い出したのはおそらくわたしじゃない。記憶が確かならヘイサーしてしまった小田主サイトさんが言ってた、たぶんコレだった。そして、そのときはへぇ~としか思ってなかったんだが、考えてみればちゃんと小田桐だった。
そもそもドラキュラって『ドラゴンの子』じゃないっすか。ドラゴンってでっかいトカゲじゃないっすか。まあそんな言葉尻の話は置いておくとしても、序文にした『竜の子 貶められて悪魔の子』っていうのは、ドラキュラが『悪魔の子』の意味でも使われるからなんです。
竜が悪魔に転じたのは、それが蛇、サタンの眷属だからです。背景的な話をすると、つまり土着の大地パワー的信仰がキリスト教に逐われたということです。イシュタル女神がアスタロス悪魔大公になったのと同じですね。
さらに悪のヘビやドラゴンは母権やテリブル・マザーの象徴として物語に描かれるものです。大蛇退治の英雄のお話っていうのは息子を抱きこんで成長を止めてしまおうとするお母さんから果敢に卒業していく息子さんの魂を表しているわけですな。
さて、話がつながりました。
小田桐の影であり(それを映した主人公くんであり)、辿り着く成長であるものには、前にも言いましたとおり大地母神マザー方面の色があります。というかそれに相反する『皇帝』としてそれと融和できたわけです。だから皇帝コミュが成就しない小田桐が否定している影はそのヘビなのです。
ヘビを逐っている権力は小田桐自身です。自分を竜の子ではなく悪魔の子と名している価値観は小田桐自身のものです。お父さんのことを、うそつきであると尻尾切られた弱者としてではなく、真に正しかった強い人だと見られるようになったときに、自分をも肯定する。
オマケですが二次ペルも妄想しておくとしたらですが、地域は統一するようにしてるのでスラブ系で探したところ、おあつらえ向きの竜の神様がいましたよ。黒竜神ジルニトラ。魔法神としての特性から、なんでか「魔法にかかったように権限を与えられる」っつう意味を有しているそうです。どんだけ。
ジルニトラさんになったら頭は金冠の竜頭になります。あと服飾デザインは黒いながらももっと晴れがましい軍装になります。
デザイン一般については、ヘビ頭はあれ仮面扱いですよ一応。ペルソナデザインは変な仮面つけて黒肌が基礎だからね。
全体的にガリッとしていて、見えない足元はスッゲー串刺しっぽくなってます。イーグルトゥフラッシュって感じです。これでイノセントタックとかすればいい。
ほんとは「吸血鬼には鉄の武器は効かんぜよ銀しか効かんぜよ(=小田桐には実際的な理屈や力は効かないよ感情しか効かないよ)」ということから武器メッチャぶっ刺さってるデザインにしようかなとも思いましたが、他の人のペルソナでも剣刺さったり血のドレスだったりと何かと痛々しいので自重しました。
スキルタイプはタルンダ先輩(打撃)をタルカジャ先輩(貫通)にした感じです。育てばマハタルカジャ最強伝説。
ちなみにこの絵では趣味で短鞭を持たせたはいいけど二次創作ゲーネタでは別に武器とかそんな中二くさいもの持たせなくていいんじゃね?と思っている。トリニティソウル的な感じでいいじゃない!ぶっちゃけ武器の数値処理などそんな面倒くさいことは実現できないのだ。成長だけでなんとかしてください。
コレ描いてたらカレー作るの忘れていてさっきやっとできた。明日には一晩おいたことになっているのだろうか。
PR