マン載である

　お久しぶりっす、生きてます。実家から戻ったら更新します。マリモです。
　突然ですがペルソナ３がポータブルリメイクするようですね。

　というわけでさっそくファミ通を買ってきたんだ……（冷静を装ってすごい執着心である）

　以下折り畳みで記事に関しての見解でも。長いよ！

　どうも、Ｐ３ポータブルの最大の目玉は「性別選択式主人公」だそうです。


　（３時間ほど動揺）


　とまあ一時は足元もおぼつかないほど動揺しましたが、リメイクの目玉としては妥当な選択としていいのではないでしょうか。本編・フェスも既に出しているわけですし、これ以上やるとしたら何かしら刷新せねばなりません。アトラスらしい上質さを感じます。
　母は「女主人公のペルソナ」という点において「先を越された」と歯噛みしましたが、あ、今わたしと母でペルソナベースの同人ゲー「ペルソナ　スリーピングビューティー（Ｐｓｂ）」なるもの作ってます、男女両主人公のメガテンはif...で既にあったことですし、我らがＰｓｂは「女の子の物語」という邪道コンセプトによるものなので、大局的には心配ないと思います。広報の初期段階では「Ｐ３Ｐじゃねえか」と言われるかもしれんですが。


　主人公の性別選択システム自体に不満はないのですが、問題は彼女がいかなキャラクターとして扱われているかということです。サモナーのわたしとしては性別選択式主人公は性別違うだけで個性としてはほぼ同一人物みたいなことになっているのが正統だと思っているのですが、Ｐ３Ｐの女主人公ちゃんはそうじゃない。if...のたまきちゃんだってそうじゃなかったのですが、Ｐ３は主人公の個性が特に重要な作品だと思っています。影があって不思議系で中性的な玉虫色キタコ（仮名）ちゃんじゃなきゃアカンだろうと。
　彼の茫洋とした強さや、それを超えたところの母性のようなものは、上のような個性によって完成していたし、それが物語の中核に大きく影響していたと思います。ただ完成して少年が神話になってしまったがゆえの、個性からの刷新なのかもしれませんけどね。いずれにせよあまりにイレギュラーな乱入でやってみないと想像付きません。
　キタローと個性が違えてあることはよしわるし、とりあえずまだ結果の見えないこととしていいでしょう。

　いいでしょうなんですが、「彼女がいかなキャラクターとして扱われているか」でいっこだけ明らかな問題があります。それはゆかりっちとだだかぶりしているということだ……。
・茶髪ハネ毛ぎみセミロング～ロング（いちおうアップにしてたりはする）
・イメージカラーがピンク（ここだけでわたしとしては物議をかもしたいところだが）
・活発かわいい系
　なぜ、カラーだけでも赤にしなかったのでしょうか。そりゃあ赤キャラは美鶴さんとか真田さんとかいるけど、活発かわいい系なのだからかぶりゃしないし、Ｐ３のメインカラーのひとつでもある。それともアレか、もうＰ５のイメージカラーが赤と決まってるのか。そりゃ厳しい！（Ｐｓｂ的な意味で）
　もしＰ５が赤に決まってないんだとしたら、いざとなったらＰｓｂはイメージカラーを赤じゃなくて紫（タンザナイト的黄昏色）にもする所存なんで、ゆかりっちのためだけでなくカラーバランスのためにも赤にすべき。
　何よりピンクがイメージカラーの女主人公とか移入しづらくて仕方ないからな！


　いやー、広報のミズキさんが「新要素満載」とか言ったもんで昨日思わずミクシに言質とっちゃいましたけど、思ったより満載も満載で、こりゃ言質などとっても無意味のようになってしまいましたね。
　主人公が２人、しかも男女になるといえば、プレイ中のムービーなんかもほぼ２倍、ポリゴンも２倍、ペルソナ名叫びも２倍（残念ながら女主人公の声は石田じゃありませんでした　すべき）、さらに、恋愛関係のことも２倍……になるかどうかはあやしいところですが。

　「『異性』の場合は恋人関係に発展することも」とはわざわざ書かれておりますが、いかがなもんでしょう、調整はどうなってるんでしょうか。
　ギャルゲーに堕ちたとも評されるＰ３ですが、それをそのまま女主人公にすれば乙女ゲになるかといえばさにあらず。決して女性の感情移入が困難というのではないけども、間違いなく主人公を男性として作られたゲームであるところのＰ３は、それにふさわしいバランスでできてます。主人公の性別だけで反転できるとは言いがたい。それはなにも、乙女ゲー的な利用をしないにしても。

　乙女ゲー化と関係ないところだけでも、例を申しましょうか。
・七夕ラブホ大作戦がヘタすると女同士と男同士という意味不明なことになる
・屋久島ナンパ大作戦どうすんだよ
・温泉のぞき隊どうなんだよ
・正義コミュ伏見千尋の話の軸「男性恐怖症」じゃねーか
　というかんじ。特にラブホと温泉な。
　というか乙女ゲー化どころか、女主人公のまともな恋愛相手は異常に少ないであろうというのが考えりゃわかることだよ。マジでいっそ友近だの小田桐だのを廃して順平・真田さんをコミュにしてしまったほうがゲームのためだしそうでなきゃ……とまで思います。いくら女主人公編ではベスが男バージョンするとはいえ、ホント数的に……。　何が「『異性』の場合は恋人関係に発展することも」だよ！！そりゃ異性はメッチャいますけども！

　↓以下コミュキャラ男性陣↓
・友近→年上好き（うまくすればまぁ……オレにはおまえがいるもんな的な）
・小田桐→そもそも個人的関係ではない
・宮本→まあアリ
・平賀→まあアリだが……しらんぞ（小田桐を差し置いて妹萌え）（三浦さん的な意味で）
・ファル→物語上男性主人公のときと変わらんだろうな
・ベベ→ちょｗアリとしていいのかｗｗｗ
・たなか社長→ヘタすると相当萌えるオネェだがそういう話ではない
・無達→大層萌えるツンデレだが妻子のもとに送り届ける話であった
・早瀬→や　ら　な　い　か（ワルそうな青いジャージ姿のいい男的な意味で）
・グルキン→うちの弟に似てるｗのかｗｗｗ
・神木→　死　ぬ

　ど……どうなんだろう……書き出してみれば意外とアリなのかこの数……？男主人公の相手役が（アイギスとベスを除いて）５人だったことを考えると、それに対応する男子学生コミュ……は……普通に考えて友近と小田桐と宮本と平賀とベベ……？なんだその濃く偏ったメンツ……。恐い……。
　当初の動揺というのも主に小田桐がそのメンツに入ってたら死ぬ（悪い意味で）、といったものでしたが、今となってはあんまり心配していません。上にも書いたけどよく考えたら小田桐コミュはあくまで仕事関係の域を出ない（プロポーズしてるけど）もんねー！フェスですら休日コミュも夜散歩もなかった鉄壁小田桐ガードなめんなよ（もはや自慢である）（彼の清冽さについての）。
　まあわたしと小田桐の問題は別にするとして、これでいいんですかねー！？だってパーティーメンバーに真田せんぱぁ～いがいるんだぜ！？パーティーメンバーのことは順平×チドリで天田×荒垣×真田だと諦めろとでもいうのか。（正しい判断のような気がするから不思議だ）

　そしてこれは余談のようなもんですが、主人公が２人になるということは、Ｐ３Ｐ、もしくはＰ３Ｐ女主人公を中心にした何らかのメディアひとつくらいを以って、いよいよＰ３も終わる、ということになるでしょうね。でなければ佐伯克哉。（眼鏡装着版と非装着版のドラマＣＤが出たりデュエット（石田さんに謝れ）したりする）


　あと寺内先生の立ち絵が追加されていたのが見てとれたので、これは大西先生がついに拝めるということだな！！？！？！？（大興奮）
　ブルマンの立ち絵も作るべき。（小田桐の成人向けが増えるから）（馬鹿な）