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2024/07/08(Mon) 11:28:43

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 星のように影は光る


 ペルソナ4本日はれて発売!でも密林に頼んだので、届くのは明日以降なんだぜ。土日や良し。届くまでに課題終わらしたろ。

 というわけで待ちきれない夏メガテンマインドがさっきまでフェスをやっていました。P4の戦闘難易度が高くても大丈夫なように、アイギス編を中盤からEDまで一気に。
 わたしはイージーモードもやぶさかではないモヤシゲーマーですが、アイギス編みたいに歯ごたえあるのも実は大好きです。アイギス編は戦闘がクソ厳しいからこそあんなに良作なのだといえると思います。コルダ理事長EDも難しいモードでのみ可能とかにすればもっとスゴかったと思うんですが、そんなことしたら今以上に紅玉が極悪人に見られますね。
 ほうぼうから批判厳しいときもありますが、まあそれはシナリオをおはなしだけで見るからだな。おはなしだけ見たら確かにひでーわ。でもゲームというのはおはなしだけで「シナリオ」が成り立ってるわけじゃないので。システムも音楽も前後関係も戦闘も難易度も全部含めてのシナリオ。
 わたしがアイギス編大好っき、と言うのは歯ごたえ戦闘大好っき、というのと同じ原理で、単にマゾだからキツい話が大好きなの、ということもけっこう影響してるとは思いますが。でもそういうの「受容する」ってことこそみんな大好き主人公くんの力だったんじゃないかなあと思ったりもするわけです。
 アイギスも終盤で気付きますが、絆もこたえも痛い思いをしなくなることじゃないってことです。真なるマゾ(どういうマゾが真なのかは知らんがここでは自分痛いの大好き、ととる)こそ真に生きるものというのだって、全然ありうる。スポーツ選手とか真なるマゾに輝いてる。

 というか本編とアイギス編の関係構造というのは、ほとんど2の罪と罰の関係構造であるということに、そうそう気付かれないのはなぜかな。厳密にはパクリと言えるほどフツー部分の問題じゃないですけど(「パクリ」が成立するのは根源的なものと仔細なものを除いた部分です。これは根源的。)、後日談クソ、とか主人公返せよ、とかの前に、コレ罰のパクリじゃねーか、というブーイングがきてもよさそうなものです。
 摩耶ねえは平行世界で生きてて主人公くんは死んでる(正確には磔)て違いはありますが、それだけの問題とも思えない。それとも主人公くんが摩耶ねえとたっちゃんの背負う受難を一人でやっちゃってるからなのか。はたまた喪ったものをめぐる物語の主人公が、悲劇で一番喪われた当人かただ遺された者かの違いなのか。しかし本当ならアイギス編の構造のほうが「ありうること」なのであって、むしろ罪罰の構成がたくみにブーイングをかわしている、ととるべきか……?
 まあ単に本編で主人公くんがまさか死んでるとは思ってなかったor死んでたら@ラスぶっころ、と思っていたところに公式訃報、ということに大激怒して冷静になぞ見れるか、という状態です、というのが一番なのかもしれませんが。ことに今回は命を扱っただけに、ただ死とよばれるものに対してはみんな忌む姿勢だろうしねー。いのちだいじに、とだけ言っても、ニュアンスは深くてさまざまで、たっとひとつをくみとるのは難しいってことでしょう。
 答えはひとつじゃなくて全然かまわないからぐるぐるしててもいんだけどね。ただ@ラス氏ねとかゆーなよ、という。

 ちょっと話は変わりますが、わたし時の狭間大好きなのですが、なんで好きかっていうのがちょっと発見できました。それはあれが、ものすごく主人公くん的なものだからなんですよね。いや別に主人公くんそんな好きとかじゃないんですけど、自分目線としてはすごく「好きな主人公」だったもんで。
 懐かしいんですよね。時の狭間探索は、「主人公くんの影を追う」というマジ視覚的なアレだけでなく、主人公くんを掘り下げてくことなのだと特に何の思考もなく思ってました。「古の路」「罪の路」「業の路」とついてる時の狭間の攻略ブロックは、その言葉の前に「主人公くんの」、そしてみんなの、とつけて考えてました。
 巨大な塔ができた反作用でできた巨大な穴ってそれなんてエロ?(すみません象徴的な問題なんで……)「ニュクスを呼ぶもの(…デス)」ができた反作用でできた「受ける器」、それは主人公くん以外のなにものでもないと思うんですよね。ただ一本に昇っていくタルタロスに対してどこまでも広く、拡散的に扉と深度が増えていく時の狭間の構造はすごく、主人公くん的、と思ってしまうのはわたしの自分イメージが影響しすぎでしょうかね。

 ともあれP4がいい感じに硬派という名のドSなゲームだったらいいなと期待します。まああのボリュームでマルチエンディングという全クリ涙目なことになっている時点である意味ドSですが。

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2008/07/10(Thu) 21:00:50
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