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2024/10/07(Mon) 05:33:11
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 冬の演奏
「チェロみたいな声だ……」


 Frayja*もめでたく100回更新ですね!更新頻度の低さとかは置いておいて、とにかくマリモに100回も更新するやる気を起こさせてくださったみなさんに感謝するほかありません。ありがとうございます。
 100回更新のときはなんかやりたい、とか言ってましたけども、よく考えたらそういうこと言って更新を渋るほうが停滞しちゃってダメっすよね、ということでそれなりに平穏に、がんばれるだけのことをやっていきたいと思います。
 ということで今回の「がんばれるだけ」としては、絵ログを一本、リンクの修正、そして本命が、さんざん言ってきた主小田主長編「風に立つ」の序章にあたる短編「野分後野分」の1です。以上アップしました。

 「野分後野分」は主小田主長編の序章だけあって、主小田主です。こまかく言えば主→小田桐というお話です。
 時期的にはゲーム中の9月のあたりで、アイギスの視点から主人公の恋心カッコハテナを心配し調査し、だもんだから主人公周りの人間はそれぞれにアイギスに振り回されるよ、という内容。
 なぜアイギスかと言うとアイギス加入直後が一番わかりやすく出来上がっているという時期的問題だけでなく、小田桐ファンおなじみの、『この子小田桐と同じこと言っとる……』に由来してます。アイギスと小田桐って気ぃ合うような気がするんだよね。気が合うというか主人公守り隊?
 滞らず次々上げていければいいですけど、まだコレ最後まで終わってないんですよね。ぐぬぬ……がんばる……。

 日記絵ですが、例のピクシブで評判芳しくなかったら消したろ!とおそるおそる上げたところ、謎の評価1点とかはあったものの予想以上にブクマなど好評でびっくりでした。みんなもっと小田桐描けよ!
(と言っておだちひが描かれるとリアルヘコむ困ったちゃんである)
 小田桐でノーマルカップリングだったら小田桐×大西先生だ。(なぜならわたしが大西先生キャラだからだ)
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2009/01/25(Sun) 03:35:31
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 2009年だっぜー!(知ってる) というわけでペルソナ3がはじまる前の補完絵でも描こうぜ!ていう企画を立ち上げました。


 時期を逸してはならぬ、と常々思っているのを、やっと行動に移すことができました。
http://www.pixiv.net/
 このピクシブっつうのをやってるのですが、ここ、イラストをみんなで見合おうぜという交流サイトです。ただ見て描いて上げて交流して、というだけでなく、さまざまな企画を参加者自身が編み出し、人が集まったり集まらなかったり、それに即した絵がものすごい描かれたり描かれなかったりする、という性質も持っています。その企画主にはじめて名乗りを上げてみました。
 見たらわかるけどペルソナです。ペルソナ3のリアル年を祝い、よりリアルに妄想しようではないか、諸君らもいっしょにどうだね、というものです。
 前の日記で「今年はペルソナ3で誰かなんかやるよね」と言いましたが、誰かがやるの待ってても特に得があるわけでもなし、逆に自分でやっても何か失うものがあるでなし(イベントとかは開けませんが)、そしてこの「ゲーム前補完」という企画はこの時期(具体的には正月10日まで)を逸してはできまい、と思ったので、思い切ってみました。わたしにしては完成度の高い絵っしょ?(うまいへたというよりも完成度が上げられない)

 やっぱり休眠打破するためにはズバリとした行動を起こしてみないとアカンですよね。最近自分に起こることが休眠打破に向かっている予感がムクムクします。


 Frayja*生誕祭ですが、きょうで受付期間はおしまいです。停滞のおかげで順調にお客様が減っていっているのがわかるのですがその分誠心誠意お答えしたいと思っております。とりあえず今週は早くも本命の面接があるんでまだ停滞してるかもしれませんが。すみません。
2009/01/10(Sat) 03:30:50

 Frayja*生誕祭まだまだ続いてますよ!要項は1個下の記事のとおりだけど祝いの内容は「新年のあいさつ」でもいいよ!ぜひぜひ奮ってご参加くださらないとマリモが恥をかくよ!(毎年かいていますが)


 マリモです。牛の神様に嫁入りする初夢を見ました。にもかかわらず顔合わせ前から浮気しました。今年も大荒れの予感やよし。

 昨年中はサイトの更新を10度もせで、絵日記更新ばかりでお茶を濁し続けました、謝る相手も着実に減っていっています。灰猫軒もサイトを開きはしましたがSAIがないせいで停滞状態、完成するのかしないのか。さらに創作生命をかけて書き殴っているP3長編も序章さえパッキリ完成させることもできずチョイチョイ手を加え続けているのみ。感覚的にもとかく「停滞」しているなぁ、と思うことが多かった2008年でしたが、決して悪いもんじゃありませんでした。
 むしろ停滞を打破しようとして無茶をやる楽しさに目覚めたりもして、「新しいことをむやみに恐れる」という自分の悪い性質を改善できたように思います。2008年のマイナスのキーワードが「停滞」であるとすれば、プラスのキーワードはその「むやみ」の反対、「光」だと思っています。
 今までぼんやりと感じているだけだったものに光をあててはっきりさせるということ、切り分けるということ、理解するということが、2008年に学んだことなんではないでしょうか。わかりやすくはP4ですが、1月から振り返ってみてもだんだんと「なんとなく違う」とか「なんとなく同じだと思う」という言葉から発展していくさまが見えます。さらに後期教育実習では「何が目的か」「どんな姿が予想できるか」「そのために何をするか」と光のもとに自分のやろうとしていることを恐れずにさらすことなしに成長はないのだと学び、1年のしめくくりには就職活動のための自己分析……。
 思えば2008年は1月から自分のショッキングなまでの弱さを、影を自覚させられる1年でした。向き合えているのかどうかは自分ではわかりませんが……。

 2009年は停滞を本当に打破したいですね。1年じゅう打破したい打破したいと思ってきたのに打破できなかったものを、目標に掲げたところでどうにかなるとも思えませんが、打破の手がかりは既に見えてきてもいます。光が当たって見えてきたもの、切り分け、理解された方法によって、もしくは停滞で準備されてきたものの完成ということによって、停滞が打破されていくことを信じて諦めないことです。打破された向こう側を恐れないことです。知らない世界や予想もしなかった状況には孤独があるし、孤独は恐ろしいものですが、わたしには友達がいないわけではない(と思う)のですから。
 あと今年こそ友達作りたいです。わたしには本当には友達がいないような気がするので。わたしのことを友達だと思ってくれている人はいるのですが、わたしがまともに友達できていないと思うので。自分じゃないものと付き合うって難しいねー。むりに友達なんて作らなくても社会生活は営めると思うんだけど、そうすると孤独を恐れちゃってたいしたことができないからね。

2009/01/02(Fri) 17:32:28
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 今年はいろいろやってて告知が遅れましたが、今年もやりますよFrayja*生誕祭。常連のかたもはじめてのかたもマリモとコンタクトをとる絶好の機会ですよ!!(いらねぇー!)
 最近何も更新してないんで祝ってくれと言うのもアレですが、やるだけはやるんだぜ。

 要綱は以下のとおりです
・マリモに対して生誕祭おめでとうとか4周年おつかれとかそういう感じのこと+絵のリクエストを言う。
・受付期間はマリモの誕生日12月29日からFrayja*の開設日の5日後である1月11日までの2週間。
・祝ってくださる方法はメールでもフォームでも拍手でも掲示板でもなんでもオッケー(乞食です)
・リクエストの中身はうちの内容の範囲内でわりとなんでもいいですが変な解釈をされる可能性もあります。
・絵は普段の日記絵と同程度をもうすこし整えた程度のものが返ってきます。
・ということで基本的にはおへんじはここでいたします。(でもいかがわしいリクエストも大歓迎なのでその場合は空気を読んだりなどして直接送りつけさせていただきます)

 ふるってご参加ください。

 そんなわけでよろしくお願いいたします。最近ペルソナや乙女ゲーばかり話題にのぼっているので古参のかたがたが万が一いらっしゃっている場合のために「観月(テニス)も描くよ!」という無駄なアピールをしてみた結果がこれだよ!!昔からそうですが観月は全くうまく描けませんな。観月を何の苦も納得のいかなさもなく描けるようになれたら観月サイトを卒業してもいい気がしますが相変わらず奴はわたしの宿敵です。小田桐のようなカッコいい奴に惚れているというのに観月を思わぬ日もまたないんだぜ!いいかげん自分哀れ!


 近況としては就職活動を楽しんでいます。社会楽しすギルぜー。(ヘタリアにもはまっていることが見え見え)
2008/12/27(Sat) 05:31:56
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「ご大層なンでやんの」
「そういうものだ」

 コミュに投下したついでにピクシブにもこれと小田桐関係を3枚うpしたんだけど意外とイケてびっくりだよ!こりゃ主小田主いけますかね。ゆくゆくはマイナーカップリングでもエロれますかね。ちなみに、小田桐と主人公くんのカップリング色の感じられるものはピクシブの中で(わたしのを除いて)3枚ほど看守されています。これは……いける……。


 鴎外の「雁」をさえたんのレポ手伝いで読んでいます。
 かなりウテナ的というかユング的というか「眠れる森の姫にさよならのキスを」的な文脈があって、女をカワイイけどウザい弱者とみなしていた鴎外としてはスゲー話ですよ。上記のように寓話性質の強い読み解きの楽しい文学なので、おすすめですよ。読む前にウテナを読んで考察するとなおいいんですけど。

 作中の「成長しようとする心」であり「女性的なもの」として描かれているお玉ちゃんは、構造的にわたしの長編のハルに重なります。小田桐は末造と岡田両方だなー、ウテナで言うところの暁生とウテナ両方であったように。長編時点では岡田にかなり近いけど。
 ハルはゲーム本編中「自分は小田桐の味方」と接して(というかそう接せざるを得なくなって)小田桐の父性的すぎる庇護下に入ることで「分別」(大人の、という意味でも、切断、という意味でも)に目覚める。高利貸し末造に囲われたお玉が自我の芽生えをみたように。そして友誼に基づいた純粋な善意からときにスポイルするほど守ってくれる小田桐にいたずらに影を肥え太らせる。岡田に接し、自分の心を象徴する鳥を逃がしてくれるかもしれなかった蛇を退治してもらった(あまつさえ鳥籠の修理までしてもらった)お玉がチョーシん乗ってきたように。
 でもうちの個性化物語と雁との違いは、雁だと岡田が洋行して舞台から消え去っちまう(それよって物語が終わる)ってことなのです。
 影が太るのも、成長です。チョーシん乗って一度は羽ばたきの試みが失敗するとも、それは成長のいち過程にすぎません。でも対象に消えられちゃーしょうがないっすよね。現実世界だったら実存的な相手が逃げることもまた失敗のひとつ扱いすることができますけど、文学ってェのはひとつの話に完結し、ひとつのことを象徴する登場人物がひとりだからな。それは失敗というよりもっと重い挫折、欠損であることのほうが多い。

 なんで岡田は洋行で完全に逃げを打って、小田桐はそうしなかったのかって考えると、それは「小田桐とハルの交流は既に一度成っているから」というのがデカいのかもしれんですね。逆に言うとお玉が恋の行動をおこすまでに岡田と交流らしい交流をしてないのが原因と。
 お玉が岡田に声をかけようと表に出ることに対応するのが、あまりに友人としての自分を正しく信頼する小田桐に不条理にプッツンきたハルのぶっ壊し告白なわけです。でもその後小田桐は無意識に責められてつまり性的にもモヤっとしつつもそれを全否定せず、ハルのその不条理なまでの想いを引き出して対話しようと試みます。ハルと対話せねばならないとした小田桐の理由として「自分は彼に受け入れられたのに」というのが、完全に意識に立ち戻ってしまう前に出ます。皇帝コミュ中に「包み込むような優しさ」に変えられたことですね。
 恋なんて道理から外れたことのキワミなわけですから、交流にも前準備交流が要るってことですよ。必ずしも要らないのかもしれないけど、少なくとも道理の半身に「洋行」されちまうくらいの危険性はあって、そうなったらもう叶わないってことなんですよ。


 影を全否定して捨てることは逆に影の暴走を招く、っていうP4での基本常識はきわめて汎用的な心理学です。
 最後にウテナの話になっちまいますが、黒薔薇編の樹璃さん回「死の棘」の中で、樹璃さんが枝織の写真の入ったペンダントを思い切って湖に投げ捨てた、その次の瞬間に意識の気高さをあらわす薔薇が黒く染まって摘まれる(=無意識・影であるキャラが台頭する準備が整う)カットが入るというシーンがあります。そしてそのペンダントは枝織の部屋の花瓶の水の中から発見され、枝織はそのペンダントを開けて中から流れ落ちてくる水に腕を濡らし狂乱する……。その後はもちろん黒薔薇編お約束のレイプシーン(違う)ですよ。
 これは、樹璃さんが自分の恋心(枝織においては女らしさとして発現する)という影をブチ捨てようとしたが故に影に蹂躙された、ということっすよ。

 余談になりますが、上の話、芸が細かいことに捨てる場所が「湖」、発見されるのが「花瓶の水の中」ときたもんだ。水は無意識の領域を意味します。そして花瓶っつったら、女性器の暗喩ですからね。
 樹璃さんは恋心に溺れたくなくて、そして枝織を愛するがゆえに枝織のような女の子らしい女の子の対極にいようとして、男性的になっています。でも素の樹璃さんのデキが女性的であることは何かにつけて表現されている。
 つまりペンダントを開けて笑い狂う枝織の腕を水が這いしたたるあのシーンは頭痛いほどエロい。これが樹璃の心、本当の樹璃!こんなに、あたしの写真を入れたペンダントからだらだらだらだら、あふれて止まらなくて!可哀想に!可哀想な樹璃さん!とかいう感じでしょうか。うわぁあぁエロいよーー!これはヨゴレ担当としては主小田主でやらざるを得ないな!
 ペンダントが壊れて気高さを自ら手折った樹璃さんは前に進めたんでしょうか。
2008/12/22(Mon) 11:31:55
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