P3皇帝コミュは別の意味で、エロティックなお話だったのではないかなと思います。別の意味でというか真の意味で。 そして個人的ではなく象徴的なレベルで。
皇帝コミュはP3とP4で、主人公の性質に由来する話の違いが見えておもしろかったですね。P3では母なるものに父の殻が満たされたこと、P4では原初の父に父の卵が孵されたこと、なのだと思います。
今日ドリーム女と腐女子はどちらがよりキモいかとか、男オタと女オタの萌えの違いとかいろいろと論議がありましたが、結局のところ恋に関ってる奴ほぼ全員キモいよね。というのがわたしの意見です。萌えキモいよね。
なぜって萌えというもののほとんどが性的なものを含んでいるからなぁ。キモいキモくないって言ってるけど、それって要するに性的なことがキモいってことだろ?もっと厳密に言うと、性的なことがらに参入して楽しんでる生身の奴がキモいってことだろ?なにごとも問題の焦点をはっきりさせなければなりませんね。
さらに極論を言ってしまうとすればですけど、萌えのほとんど、と少々気を遣いましたが、プラトニックなときめきであろうとも(真の意味での)エロスに由来しない萌えなどないわけで、まァキモくないものなんてよくよく考えればそうないよね、などと思いますけど。キモくてなんぼじゃ!
他人のセックスを笑うなって山崎ナオコーラも言ってるだろ!(超映画見てぇ)
とりあえず、自重せよ、とかあいまいなことを言ったり実行したりする前に、自分は性的なことがらに身を置いて楽しんでいる生身なのだということを覚悟して、堂々とするぐらいのことしているといいですよね。我はエロと関係ないナリよ、と口笛吹くよりも、我こそはどエロ、と目を輝かせてる人のほうが好きです。
そしてそのうえで自重するのが一番カッコいいですよね。
エロいことを表に出すのはアレですけど、我こそはエロ、と表明することにリスクはありませんよね。我こそはエロ!それともこういうのを自重するとかしなくてもいいとかは、鋭敏な感覚がいかに死んできているかによるんですかね。大したことねえと思ってもそれはおまえの舌が死んでるからだよ……という。
オトナの味がわかるってことは味覚細胞の死によるものにほかならず、渋みとか苦みばしりとか言ってますが要はそれってネクロフィリア?
なんにせよエロスがネクロフィリアであることはある意味で正しくて、またまったく逆のことでもある。
まあともあれ小田主エロ本おめでとう!(わたしに対して)おめでとう!!感動した!!通販した!
わたしにとって主小田主はBLでもドリームでもある(それどころか広い意味ではNLや百合でさえある)ので、言うなればわたしのキモさの真骨頂ですね。いや一番キモいのはやはり観月がらみなのかな?ということで灰猫軒の次の企画の受けは観月っぽいジャンルになりそうですよ。灰猫軒はやや乙女ゲに近いノリで視点も一人称に絞ってありますが、次企画は泣きノベルを重視して三人称ガッツリ。まあしばらくはネッキーに絵を描かせておこうと思うんですけどね……。
PR