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2024/07/01(Mon) 13:16:18

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 まずはこちらをご覧ください↓

ときめもGS3はシステムにおもしろみがありキャラもなかなか好みのようなんだが、いかんせんわたしは初代GSで早々にキブした人間だからな……。システム強い恋ゲは好きですがシステムがシナリオにふさわしく噛んでいなければ手間にのみ感じられて
posted at 22:16:14
全体構造としてのシナリオへのシステム噛みに対してマリモは異常にカラいのでときめもはぜんぜんけっこうなゲームでただマリモ口に合うゲームなくてかわいそうワロスワロスという話なんですけど
posted at 22:40:10

 ハイ、ついったーでおともだちが多くときメモガールズサイド3をプレイしてらっしゃるので、上記のように初代ギブした身にもかかわらず、ちょっと覗いてみようかナーと思ったのが運のつき、現在物欲と戦いながらしょうがなく1ミリしか知らないけど的に絵を描いてどうにか発散しているところです。
 以下一人の人間が物欲に落ちていく運命の瞬間のついろぐ

でも設楽せんぱいとかタイラーくんとか気になるよね(マリモは元モブキャラの出世ごときとしての加地が涙が出るほど好きなモブファン)ピクシブで辞典記事を読んでの感想
posted at 22:46:07
プレイはしないにしろ、マリモは一目見てだいたい好きキャラへの赤い糸が感知できる能力者なので、ちょっちキャラ見てくるね。3は今までより全体的なキャラデザがピンとくる周波数な気がすんのよね。だんだん近づいてきてる。
posted at 22:48:37
天パでしかもベトベンさんがモデルとかすごい造形だなこの感じすごく好きだぞうん美しい(天パ大好き)(バックめ天パとかもうどうしろというのか)
posted at 23:28:59
正直顔とスゲー大まかな立ち位置(生徒会長だのピアノだの柔道一直線だの短眉(それ顔や)だの)しか見てなかったんだけど設楽先輩の属性観月的やんな。上流紳士but芸術家癇癪神経質イヤミ。観月より自由な魂のようだけどな。
posted at 23:45:26
わたしはわりと人を顔と基本位置ぐらいしか見ずにピンとくるんだけど、顔への目のつけどころがヘンだからな。もともと美醜に価値感じないし、顔に出てる孤独の色がどんなのか見ようとするかんじ。恋ゲの優秀な絵はそれを見せる。GS3はちょっとすごいな。
posted at 23:51:11
設楽せんぱいって増田こうすけ絵みたいな顔するんだね
posted at 01:15:00
ちょうどアコヤさまがシタラーズのかたっぽいので様子を見るなり   GS3を買ってはいけないDSiLLとあわせてひどい出費だしかも時間かかるメッチャかかる三角関係とか爆弾とかまじかんべんしてほんとかんべんして
posted at 11:42:37
設楽せんぱいの見た目にあるあのふしぎな屈託は観月というより小田桐にすごく通じてて好きです なんつうの ジジくさい(けなしただと)
posted at 11:45:31
だめだGS3買っちゃだめだ買っちゃだめだ買っちゃだめだ買っちゃ
posted at 12:07:01
だいいちマリモは見ただけでハマる人とハマりぐあいが直感できるんだから買ったって何もおもしろい予想外のことなんか起こらないだろ!意味ないだろ!無駄遣いだろ!うおおおおお!!
posted at 12:08:43
GS3を買うためにDSを買ったりなど設楽(誤字)テニのDSゲーも買ってしまうドライビングスマッシュとダブルスの王子様買ってしまうしかもダブルスはガールズビーとボーイズビー両方買ってしまうあと逆転シリーズも買ってしまうあがががが首まわんね
posted at 12:14:58
でもGS3は二次創作としてはおいしい土地だよな(不純)   まあ今わたしがやるべきは小田桐祭、それ以外のなにものでもない、プレイするとしてもそれはあくまで小田桐の肥やし扱い
posted at 12:20:34
ときめもGS3などには決して屈しない だが浮気という気持ちのことが今心底から理解できるぞ器が大きくなったものよ(別名を汚れたともいう)
posted at 21:46:37
いっそプレイしてない分際で設楽せんぱいを描き散らかしテロをして満足するか(迷惑行為です)公式ページとアコヤさんの二次創作しか見てないけどハンパに知った顔でそれらしいもの描くよりは失礼ねーよな!アハハウフフ
posted at 21:58:14
というわけでこれから一切無資料で設楽せんぱいを気が済むまで描いてくるぜふはははははー!
posted at 22:04:15
とりあえず設楽せんぱいの分け目は左寄りだということをおぼえたので絵描きます(もっといろいろ覚えろ) しかし新名さんとやらかわいいなこれがサヤさんの婿か……今回のキャラ造形わりとGJなんじゃないのか 声優は不安だけど(危険なほど買いたいのに設楽=立慎を思うと止まる)
posted at 22:38:38


 というわけで今見直したらピクシブ大百科の記事読んだ時点で既に入れ込む男はわかっていたというほん怖。このミリしら迷惑行為で生み出された絵が上のやつですがコレ全体図ピクシブにうpしたらなんか瞬時に点数と非公開ブクマ6件ぐらいついた あと買ってくださいってタグついた たぶんすげー間違っててネタとして成立したんだろう。
 ご存知のかたもおられるかもしれませんがマリモが新しい生贄を発見したときの電光石火ぐあいたるやマジ狂気で、手に入れるまでそのことしか考えられず徒歩でもゲーム屋や古本屋を巡礼、アマゾンで頼むとなれば当然お急ぎ便、1時間に1回配達状況を確認、届く日はテラ早起き、予定違いで届かなければ興奮であわや徹夜、受け取ったローソンから帰る途中で開封、と自分で省みてもポカーン状態なのです。もしかしてマリモにとっての恋とはあの時間のことなのでしょうかね、だとしたら小田女主アンソロぶんはわりと真実的な挙動不審を書けたのだと思います(えー)
 まあそんなわけでついろぐ中でも軽く述べておりますが、有料の新作にハマるとなるとマジヤバイことになりますんで、マリモの愉快な自制心をあたたかく見守ったり敗北したあかつきにはがんばったねようこそ金遣いの森へ、と労ってやってほしいと思います(敗北がゴール)
 そもベートーベンがモデルって文字列が見えた時点で禁じ手なんだよ(謎のツボ)

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2010/08/26(Thu) 00:54:26
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 これぞ耽美。(絵柄がではなく、テーマ性が)


 遥か3十六夜記、新キャラルートをズガァアと終わらせました。
 感想は「耽美だなぁ」。理由を短く言うと以下。
・知盛の性格は「退廃」である
・銀はプレ・フランシス的、つまり貴族的で同じく穏やかな退廃である
・二人とも死の香りをぷんぷんに漂わせている
・「生とは」という問いに「死である」「愛である」とそれぞれ答えている
 死と愛を対応させるエログロナンセンスもしくは無性的な美しさこそは耽美です。グラフィックさんと浜田賢二さんマジグッジョブで、エログロナンセンスも清らも同じ顔と声なのに描き分けちゃんだからすごいですよ。
 浜田賢二さんグッジョブ、とは言いますが、銀の声聞いてても「知盛の声優さんであるなぁ」とかそういうこと思いませんもん。知盛は知盛、銀は銀であるなぁ、とだけ。

 特に二人が「自分の生の実感とは」ということに答を出して神子に告げていることが印象的に思われましたね。知盛は「死が見えたとき」と言い、死で神子に繋がる。銀は「あなたを愛すること」と言い、愛で神子に繋がる。しかしそれだけではなくて、知盛にとっては死線にあることこそ神子への愛し方であり、銀の愛は一周目死によって遂げられる、という対応が重要なのだと思います。つーか耽美構造なのだと思います。
 銀というキャラが創出された意味を考えてみると、やはり彼は知盛の鏡像なんですよね。もっと正確に言えば知盛に惹かれた神子たちの、彼を愛し愛されることができなかったという悔しさを、銀というかたちに落としたのだと思います。
 なぜ、彼は愛ではなく死を求めるのか。死ではなく愛を求め、求められたい。死を見るためでも緊迫の中にあるためでもなく触れ合いたい。言葉を交わして知り合いたい。そういう、常識的な身勝手を、誰もが彼に望むのは身勝手と感じながらも、しかし望む。知盛はいい男なのだと思います。やたらめったらエロい言葉で告ってくる、ということからでなく、やっぱりああいうのがいい男なのだと思います。説明しがたいですけど。
 だから、銀が知盛の鏡像であるならば、ホントは彼にラブなハッピーEDが無くってもよかったと思うんですよね。ただ死あればこそ愛、という知盛とEDできないように、ただ愛あればこそ死、という一周目のEDこそが銀には相応しいのであろうな、と思います。耽美にハッピーエンドはいらない。ハッピーエンドが要請されるのはハーレクィン。そのへんが最近のBL。(話ずれた)

 でもまぁエンターテイメントで恋ゲーでさらに『運命を変える』ということをテーマにしている以上、象徴以上の「自分の願い」を描くのも必定なわけで、そういう意味では銀ED全然かまわないです。よかったです。泰衡さんもカッコいいし。この人についても景時さんあたりといっしょに掘り下げたいところですが鳥海クール声を聞いていると萎えるんだぜぇぇええぇ!!
 で銀EDでたぶん結婚式など挙げて(戸籍はどうしたんだ)満足して寝ようとしたんですが、そこで後輩に洗面所で出会い報告、すると、

『十六夜記ってアレですよね、私持ってないですけど、チモ落とせるんですよね』

 なにーーーーーー!?!?!?
 いや、そんな驚くことでもないのかもしれない、鏡像である銀にEDがあるわけだから、というかこのゲームの詩織は知盛なわけだから、詩織にEDがないと考えるほうが不自然。しかしアレだ、銀にEDがあったのは『知盛ではどうしたってムリなので皆様同じ顔と声の男で満足してください』という意味なのかと!
 だってマジ、知盛はムリだって。好きだけどあいつはムリだって。わたしは裏熊野で相性最高に気持ちよく一発やって(※一緒に踊っただけです)緊縛プレイを楽しんで(※術使われただけです)もう知盛は満足だわ、お望みどおり斬り合おうぜ、という気分だったのですがそれは薄情なのですか。世の中にはセックスするのにはバッチリでも(エロゲーではない)付き合うとかムリな人間というのが絶対に存在するということを全国の神子様は忘れてはならない。あんな男ヒモですらねーよ!最大限に奴との関係を永続させるとしても平家がフツーにリゾート落ちするのに将臣の彼女としてついてってたまに斬り合いつつ浮気とか3Pとかその程度までだよ!

 そんなわけで、知盛EDにははなはだ懐疑的です。無理矢理でもなくやり遂げたとしたら紅玉をさらに尊敬するが、それ以前に神子=自分であることを考えると500%無理です。他人事としてはすげー見てみたいですが自分としては一発やるだけで(※一緒に踊っただけです)十分です。
 知盛イベントはハンパなエロゲーよりもエロ的に満足感たっぷりで楽しかったですよ。全年齢でエロ、という意味ではかくありたいと思いましたがよく考えたら年齢制限モノよりヘタしたら教育に悪かった。
2008/12/15(Mon) 01:48:33
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 遥か3気付けば八葉全員クリア。記念に最後クリアのヒノエさん。精一杯のみずのとーこ風。思えばわたしがシャレたワイルダーの横髪をみつあみにしたくなるのはヒノエの影響なのかな。

 全体的に遥か3は途方も無くスゲェことしてんだけどツメが甘い、キャラデザはすげーいいんだけどスチルが変、につきると思います。やってることがすごいレベルだから残念なことには絶対ならないんだけど、それだからこそツメの甘さが惜しまれる神ゲーでした。
 細かい中身例として、敦盛と先生と景時さんについては前に書いたと思うのでそのほかの人についてクリア順に感想。

・弁慶
 乾いた駆け引きの果て真の願いと気持ちに至るという求道的なテーマは実に好みだったのですが、それならもっと酷い話を重ねてもいいし(人死にの人数はもう足りてるから欺き面を強化すべき)、弁慶さんがなんでこっちを好きになるのかがようわかりませんで、そこがちょっとなーと思いました。
 人が人を好きになることにいちいち理由を付したり理解したりする必要も無いとは思いますが、この人はノゾミさんが好きなんだなーと実感させることは不可欠なことです。ゲームだからこそ恋エンターテイメントにできることというのは、「わたしはこの人が好き」「この人はわたしが好き」ということの実感です。それ以外のなにものでもありません。

・まさおみさん
 将臣さんには(知盛との3P以外には)あまり興味も無かったのですが、後半入る前にノゾミさんにネタバレーションをしておいたほうが面白いのではないかという不純ですらない理由でクリアしました。まさおみさんはいい男で三木さんの演技も声変えないのに幅すげーなあ、と感心しきりでしたが、やはりあまり興味は無い。
 守るための太刀、というキーワードがさりげなく頻出するよいステップのシナリオでしたが、ノゾミさんとの絆についてあまり言及されていないことが物足りなかったところです。もっと実感的に切なくすることのできるポイントはたくさんあったのになあ。
 あとEDスチルがひどい。あそこまでのリゾートで尼御前がどうなさっているのか非常に気になる。

・譲
 ドンガラガッシャン!!(<くにちゃん)わたしは「最初から主人公のことが好き」という優遇されてんだが虐待されてんだかわからないポジションのキャラが好きだと常々述べていますが、今回の譲の発言でそれはやはり虐待だったのだということがはっきりしました。これではまるで拷問だ!By譲
 それにしても譲はただの最初からノゾミさんがウザいまでに大好きなキャラというだけでなく、そういう「ウザさ」「重さ」というものがどこから来るものなのかまで考えさせるシナリオだったからナイスでしたね。そしてそのウザさ重さをシナリオにからめてプラスにまで高めている工夫。遥か3のシナリオには本当に脱帽するしかありません。
 どういうことかというと、譲がウザい本当の理由は世話焼きでこちらを妙に甘やかしてくるという行動そのものではなく、その背後にあるノゾミさんを神格化する気持ちなのだったということです。守れればそれでいいという禁欲はつまり、ノゾミさんの気持ちをまる無視することです。そこがウザいのです。要するにそれって逆に自分勝手だから。
 あと、「運命を改変することでマズいことになっちまうこともある」ということを描いたのは凄いと思います。シナリオがすごいのではなく、自分のやってるすごいシステムに自ら疑いを挟むなんて、相当出来上がってなきゃできないことですよ。

・九郎
 二人でノゾミさんの世界に行ってみたいと語るあたりまではすごくいいステップ踏んでたと思います。二人だけで敵陣を突破した絆とノゾミさんの新しい世界への志向は、彼が「源義経」であるということとあいまって、二人でなら囲む厳しい状況を振り切って、新しいどこかへ落ち延びてゆけるというオチを暗示しています。
 実際のところ九郎はEDで現代に来ますし合ってると言えなくもないのですが、そこまでのプロセスが普通でなー。せっかく合体技も背中合わせなのです、そういうかたちの絆をもっと追い求めてもよかったんじゃないかな。でもまあネオロマは大団円が基本ですからね……。
 そして鎌倉の御家人は給料泥棒。

・ヒノエ
 思ったよりいい男。というかものすごくいい男なのですが、せっかくの「気障」「海賊」「軍事力」「金持ち」「トリックスター策士」という要素、そしてそこから生まれてくる強さ大きさと少年らしさやセクシーといった魅力が、いまいちナオズミ声に合ってないんだよな。声優システム上それは仕方ないことですが。
 しかしその非の打ち所の無い(誇張)男ぶりを、いい感じに表せているのはグッジョブだと思います。こんな要素たっぷりで複雑な魅力を、一気に丼にのせてヘイおまち!とするのではなく、一品一品からませながら一つのコースとして出した紅玉はすごい。
 特に、ルートをプレイしてみてよくわかるヒノエの魅力の最たるものとして、「トリックスター策士」がありますが、これのステップが実に丁寧。策を考える段にはこちらに一緒に考えさせ、いちいち選択肢を表示するんですね。わたしのような策謀使いたいタイプにはワクワクなわけです。そしてそういうタイプの女こそは、ヒノエのような男の頭の良さを愛するものですからね。
 ただ賢明な判断をしたときにヒノエが「やっぱり姫は賢いね」「オレの軍師になれる」と褒めるのはどうかと思います。なぜおまえの考えたことをおまえの語りから読み取ったぐらいで頭がいいことになるのかと。明らかにこちらを舐めくさった物言いである。


 ヒノエと弁慶はナンパだから特にそうなんですけど、やっぱり全体的に何がどうしてこっちが好かれてるのかようわからんのは問題だと思いましたね。だからわたしは敦盛とか先生とか景時さんが好きなんですね。先生なんて凄いですよ、30年ですよ30年。
 でもそれって必ずしもシナリオで表現しなきゃいけないものとも限らなくて、例えばヒノエの照れ立ち絵なんか、あれでずいぶん気持ちが伝わってきて許せてしまうようなとこありますもん。先生の声とかも。石田さんは本当にいい演技するなぁ!石田さんの何が好きって、声ではなく演技なんだなと思ったらすっきりしました。
2008/12/05(Fri) 18:26:57

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 連休を利用して金沢に行ってきたんだぜ!
 おみやげの玉うさぎさん(まんじゅう)は寮のみなさんにかわいいと好評で、22時に置いたはずが25時には空になっていました。みんな廊下ではすれ違わないのに食い物を置くと誘い出されるのだから、みやげのそばに篭でも仕掛けておかなくてはなるまい。もっとわたしと遊べ!!
 金沢駅周辺のデザイン関連にはドキドキでしたね。ただ美しくセンスを感じるだけでなく、美しさのはてにある法則とか、機能美とか、そういうものをスタートに敷いたアート。たとえるなら数字のような美。万人に理解されようとする美ではなく、万人のために作られたものであるという美。


 で金沢といえば金やんなわけですが
(それは金澤だ)
 コルダはヒロインを太陽、メインキャラを惑星になぞらえてあるという素敵すぎる設定ゲームですが暁彦って一体どう取ったらいいのかなって。(金やんの話題ですらないじゃねーか)
 暁彦という字面だけ見るとふとあきお=ルシファーを思い出してしまいますが、それは金星だから金やんだろ。それに普通に考えて惑星法則は苗字なので名前見てもしゃあないですよね。
 苗字は創立者一族の「吉羅」です。「星の輝き」と取っていいのかなあ。さらにその苗字が、個人のものとしてだけではなく「星奏学園創立者一族の」というふうに扱われていることから、「星の輝きを管理するもの」とでもできますかね。

 暁彦といえば、そういえば暁彦と日野ちゃんも実はヴァイオリンロマンスなんですよね。思えば、コルダにおいてヴァイオリン弾きは一般的でありながら常に例外的な存在ばかりですね。
 月森は一応の詩織で、でも月火水木金土日と考えれば筆頭ではありますが冬海ちゃんを入れて太陽系惑星と考えれば「月」はちょっとおかしいし、しかし「月と日」というベストカップリングでもある。
 空気先輩はそもそもOBだし、音楽的に何の難もなく成功に揺らぎのない奏者は彼ぐらいのものです。揺らぎをこそ描いた青春ラブストーリーであるにもかかわらず。たぶんそこらへんを際立たせるキャラとして作られた側面もあるのでしょうが、いかんせん空気。
 で最後にほんのりとヴァイオリンなのが暁彦なわけです。彼を音楽家として見るか見ないかはまあ自由でいいと思うのですが、かつてヴァイオリンでコンクールに出た者であること、そして今も心で響かす姉の弦の音色と、学園そのもので奏でる彼の音色が、ヴァイオリンのジュ・トゥ・ヴであったことからか、わたしは彼をヴァイオリン弾きなのだと思っています。奏者としてではなく。

 ヴァイオリン・ロマンスと言ったのは、その、ヴァイオリン弾きとみなしているからという意味だけではなく、暁彦もある種日野ちゃんの詩織であるなと思うからなのです。もちろん2でなぜ落とせない、となったキャラで追加で落とせるようになったという扱い上の問題もあるのですが、そうではなく。
 作中で彼自身が言っているとおり暁彦と日野ちゃんは同じ運命をもつことになった同士だし、そのことから暁彦は切れぬ絆を語っている。実際問題これからの日野ちゃんの奏者物語は、少なくともあともう一年の間は、どう転んでも暁彦とともに紡がれることになることは、想像してみればあまりに明らかな事実で腰が抜ける。

 扱い上の問題ということにちょっと戻ってしまいますが、筆頭キャラ・追加キャラは(後者はひとりずつであれば)常に運命の相手というのは、ネオロマの偉いところなような気がしますね。十六夜記で言うところのチモリーであり、舞一夜でいうところのあのさくらいであり、きわめつけは天レクのアリオスだ。
 つまり日野ちゃんの物語上の運命の相手は月森・加地・暁彦。日野つまり「太陽」にとっての「月」と「地球」と「輝き」が運命だなんて、いかにもそれらしいリリックだと思いませんか?そしてそれらはそれぞれに、違った意味の運命だ。
 月と太陽の関係は相似で比翼。天体として見れば全くそうじゃないですが、昔から日と月は並び称されてきた象徴です。
 地球は太陽に憧れる、しかし人の子の住む地上現世。神でない「人間」の星であることは、加地を見てればよくわかる。でもこの足元である地球も美しい星だということを、人は忘れがちなだけ、という物語。
 そして暁彦は星のさだめ、のちには輝きの守り手のさだめに生き、同じ星のさだめを負ってまだ昇らぬ日野ちゃんを、これから空で輝かせるための「あかつき」であると、わたしは思ってます。
 「私は君を音楽家として一人立ちさせることに責任を感じているんだよ」というセリフです。


 つまりちょっと前にコルダを2からアンコまでひととおり再プレイしたのですが(前提を語るのが遅い)、見ていくほどに暁彦はよくわからん、しかしかわいい男ですね。ああいうキャラはなかなかいないと思うんだけどなぁ。いや、つくりの甘いゲームにならいそうだけど、紅玉さんがまさかそんなことを、と思うわけで。なんだろう、内田さんの演技がおかしいのかな……。
 暁彦はよくわからない茫洋としたツン男、でいいのかなぁ。なんかあいつ天然だよな?というか見た目と中身が合ってないというか……。紅玉さんもなかなか繊細で難しいものを表現しようとしてくることだ。なんかモデルがいそうな気がする。
 でもああいう叱咤激励型ツンは大好きです。暁彦が暁彦であるゆえに好きな感覚(もはや身内)もありますが、何よりも叱咤激励型ツンであるところが好きです。叱咤激励型ツンならなんでもいいです。もはやそれは恋愛じゃないのかもしれないが。うん、なんかそれ恋愛じゃないな。でもなんか小説書きたいな。

 でその再プレイ、特に狙う男も考えずフィーリングでやっていたので、最後のほうなど、土浦に誘われた土曜練習で「お前さえよかったら今度から一緒に登校しないか」と言われたはいいが既にその枠は加地が予約済みだ、と断り、その翌日も習熟度調整という色気のない目的で土浦と練習したらめげずに「お前さえよかったら今度から一緒に下校しないか」と言われたー!!おまっ……、すげえな!さすが土浦梁太郎はめげねーな!見習いたい!
2008/11/25(Tue) 23:15:58
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 モラルって何よ!(二回目)
 キス絵のつづきをしようと思って吉良を描いたのに全然キスと関係なくなっていた。


 ピクシブで予告してしまったので辰波ルートをやったのですが息子の愛情度にうっかりしててレギュラーEDになってしまいました。まあいいや。
 たつなみはとても間男でしたね。でも予想してたより泣かせてくるいい演出でした。俺と恋をしよう!には泣けた。たつなみルートでも吉良によるヤミ子さんへの超罵りがうまいこと流用されててスゲーと思いました。でもこれ両方フラグ残ってたらたいしたバグだよな。
 でたつなみルートのはずなのに終わった後に残った気持ちは「吉良……」で、あのやろう!そりゃ人気だよ!ばか!わたしの吉良が好きな気持ちというのは世間一般のものとは若干違っているのですがそれでも悔しいです。


 たつなみは間男と言いましたが、プロデューサーズは間男ではないのだと言い張ります。というかDMSってモラル的に別に何も悪いことしてないと思うんですけどね、って何回も言ってると白々しいですね。
 たつなみじゃないですけど、特定の恋人がいようが結婚してようが恋愛は自由だと思うんですよね。というか心は基本的に自由だからこそ心なのです。でも義理とか義務とか責任とかそういう類のものは優先すべきで、つまり自分の選んだものの責任を果たすならばそれ以外はまったく自由だと思うんですよね。
 DMSで言えば、夏見さんが選んだ責任というのは子どもを一生懸命育ててる時点で果たされてる。清四郎さんと結婚して子どもを産んだ夏見さんに課せられた責任っていうのは清四郎さんと支え合うことと子どもの幸せを考えることですよね。前者については清四郎さんがぶっ壊しているから、実質夏見さんは負っても子どもの幸せにしか責任がない。
 不倫だの離婚だの再婚だのがモラルに抵触するのは何が悪いって、考えてみればかわいそうなのは子どもであって、妻とか夫とかじゃあないと思うんです。そりゃ経済的にうんたらかんたらあったらかわいそうですが、それはあくまで経済的な問題であって、恋とか愛とかの問題ではないよね。気持ちで不幸になるかもしれないのは子どもだから、「モラル」の正体は子どもの気持ちだと思うんです。
 ほんでDMSの場合は子どものほうから再婚しろとまで言うんですからね。再婚じゃなくて恋するとかしないの問題であればなお関係ない。不倫せずとも恋もなにもない夫婦ぐらいこの世にいくらでもあるが、子どもはそこで全然幸せになりうる。愛あふれる家庭に育った人にとってはそれって不幸っぽく見えることかもしれんが、別になんてことないし。
 「モラル」は行動として「気持ち」に優先するが、「気持ち」は「モラル」に縛られるものではない。「気持ち」なんて一円にもならんし、同じく「気持ち」の対価にしか使えないものだもん。


 吉良のキス絵は特にヒネらないでいこうと思っています。
 DMSの中では吉良が一番真正面ガチンコラブだと思うんですよね。それはスタンダード、という意味ではなくて、おかしいまでの真正面。終始気合いの入った対決の綱渡りやつばぜり合いが続いていると思うんです。要は観月に思うことと同じなんですけど。萌えというより燃えなんだよな。
 燃えていられる恋ってすばらしいと思います。

 キス絵は城錠をうっかり仕事着で描いてしまってからは私服でなのか仕事着でなのか決めない感じになってしまいましたが、どうせだから好きなほうの衣装で描きます。城錠は仕事着のほうが好き。私服の腕まくりで七分もセクシーなんだがダウンベストがあまり好きじゃないんだ。
 吉良は、この絵は仕事着で描きましたが、私服のほうが好きです。というか私服は妙に好きです。あれジジイっぽくていい。たゆまぬ美容努力で美を保ってはいますが吉良は夏見さんより2つ年上(ED時40歳)という若作りオッサンだからな。吉良はそういう年齢不詳っぷりが好き。
2008/10/15(Wed) 00:48:24
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