忍者ブログ
現在サイト死亡中。復活めざして
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2024/10/07(Mon) 22:35:53
070606.jpg














  私のピアノは世界を汚す悲しい音を君の耳に触れさせないために
 相変わらず細かいものは書けないいい加減ぶり
*********

 ものっそ久し振りに観月夢サイトめぐりなどしてみたのですが、毎回毎回思うのですがわたし他の人の観月夢読むと傷つく!精神的に疲弊して帰ってくる!いつもそこしか行かないお気に入りのサイトさんはそういうことがないからお気に入りなのですよ。
 たいていのところは、わたしをメッタメタにする。この、兄上エロバッドEDでも『あれ?こんだけ?』とか言った地獄認識なわたしが、メッタメタですよ。いや、観月は兄上も真っ青なハードエロばかりであるとかそういう意味じゃない、全くない、そうじゃなくて、まあ、小説の内容が悪いというよりわたしの愛の在りようが、合わないって話ですけど。

 具体的にどう合わないのかは、明確なようでいて文字化するのは面倒くさいけども、要点だけ押さえると、みんなもっと観月を幸せにしてあげようぜ。いや、幸せだろうものも少なくはないんだけど、もっと、もっともっと包むように幸せにしてやろうぜ。たやすく悲しみに埋没してしまう捨て鉢なあいつを、どこまでもどこまでも大事に愛してほしい。
 わたしが苦手なタイプの観月夢、いや夢に限らないけど、創作を見て感じるのは、とにかく観月かわいそうすぎる。自キャラがどんなに大変なことになっていたとしてもそんなことはどうでもいい、そのことに触れている観月がかわいそうで仕方がない。それでいて哀れみは受けぬ観月の厳しさに太刀打ちすることもできず、同情は憎悪とか殺意に遷り、それで疲弊する。
 結局観月に惚れた経緯はそういうことで、同情が憎悪になってそれに焼かれて、それからやっと、惚れてたからだと気付いたんですけど。

 もっと、過保護なほどに愛さなくてはと思うんだよね。ピュアブラの野守が↑の『私のピアノは~』みたいな感じでたまに過保護を見せるのはそういうことで、彼女の卑怯は過保護の裏返し。いや、あいつの場合どんだけ守るように愛しても手が足りないんじゃないかと思う。だって、わたしがそうだから。
 自分が幸せになりたいと思うのと同じように観月に幸せになってほしいと、自分に対してよりよっぽど強く思う。観月がもしそのようなかたちでもって幸せになれるなら、わたしは自分がそうやって幸せになるよりもよっぽど幸せ。この望みが他人を限定する罪にもなるってことはわかってる。でも、もしこの限定に降りてくれるのなら。

 観月の、いくつかの汚れや嫌悪や嫉妬や挫折や憧れや叶わない理想は、わたしそのものだ。それなのに無駄なほど気高く潔癖で、わたしの生き辛さなんか比べようもなく、だから、すべて満たされて祝福されて、甘い切なさにだけ汚れていてほしいと思うわけ。わかってるよ、たとえ本当にそうやって観月の種々の変なところがわたしと似通っているんだとしても、わたしはあまりに観月に共感的すぎるんだよ。でも汝自身を愛するように汝の隣人を愛しなさいって言うじゃねーか。

 まあ総合して思うに、わたしが苦手な大多数の観月創作ってのは、観月の奥の奥までズケズケ入り込んでないスマートな作品か、それとも奥の奥を知っててあえて触れないサドっ気あふれる作品か、って感じですかね。あれ、いいじゃんそれ…。
 ただそうするとわたしにはハードすぎる、と。自分の奥の奥が痛むのの二倍痛くなっちゃうんで…!
PR
2007/06/08(Fri) 22:28:53
 今日はさえたんとあとひとり国語科のおともだちとカラオケに行ってきました。新しくレパートリーに加わった東京○変とアニソンを歌いまくろうと思って行ったのですが、ここで予想外の事態に突入。

  エフェクトのボイスチェンジャーが楽しすぎる

 エフェクトのボイスチェンジャーというのは、カラオケのリモコンについてたりついてなかったりする、男声を女声ふうに、女声を男声ふうに響かせることができるやつのことです。今日行ったとこのは男声・女声だけでなくその中にもいろいろバリエーションがあり、今日ムーブメントを巻き起こしていたのは特にエフェクト『ヤング』です。
 『ヤング』は女声→男声のエフェクトで、まあ多分誰が歌っても平均的にイケメンな印象の若い男声になる感じのエフェクトです。しかもこれの面白いところは、歌い手の声によってエフェクトの声も変わることなんですねー。つまり歌ってる人の声がそれぞれ違うのと同じ変化幅でイケメン的男声にチェンジされる!これは楽しいっすよ!この人が男だったらこんな声ですよ、みたいなもんですから。

 これのおもしろさに気付いたわたしたちは次々に曲を入れまくり、これ男声にしたらどうなんの!?これカッコよさそうじゃね!?などと試しては携帯に録音を繰り返す!さえたんは普通にいい曲とすごいネタ曲をおりまぜ、もう一人の子はもともと男のようなカッコいい声をさらにカッコよくしたり逆に女声にチェンジしてみたりし、わたしはこのよく変わる声でいろんなバリエーションの男声を聞いてました。
 この3人だと変化幅は大体、澄んだ美しい声のさえたんはジャニーズの青年組のようなさわやかカッコいい声になり、はりと重量のある声のもう一人の子は低い系統のビジュアル声になり、わたしのは、まあいろいろなんですが、全体的にちょっと甘く鼻にかかってたくましさとかまるで感じさせないちょい暗っぽい優男声になり…。なんだこのBL声はァアァァ!!さえたんには保志っぽいって言われた。ほ、ほし!!?(ファンには悪いがショック)

 まあ、実を言うとやはりと言うべきかわたしの頭の中にある観月の声に相当似通っていまして、自分の声にときめくというひどい自家発電をし、改めてナルシスぶりを確認したわけだったのですが、それにしてもこの声どっかで聞いたことがあるぞ…?何度か聞いて記憶をたどると、あ、ニコニコのMADで聞いたんだ。うん、まっがーれスペクタクルの人だ。
(そのMADでも観月がその人に当てはめられていたという徹底ぶり)
 で、そのまっがーれスペクタクルの人の声優さんって誰なのよ、と調べてみると、小野○輔さんと言うらしいね。それは一体何やってる人かと調べてみると、んんん~、あんま知らないなー、最近人気の人なのかなー、と思いきや、ゲームの欄で『ネオアンジェリーク(ヒュウガ)』を発見!!な、なにっ!?ヒュウガだと!そういえばそんな名前だったような気もするけど、声などまるで覚えちゃいねえ。あのうつやろうの声がわたしの男バージョンか。きつい。

 でもまあたとえヒュウガだとしても自分ヤング声はわたしの好みをそのまんま表したような感じだったのでそのうちあの店で一人カラオケをしているかもしれません。甘く鼻にかかった声…艶っぽい声…ゆるい声…静かに低い声…明るくない声…。要するにやや鬱優男である。観月とかフランシスのようなの。
 声は関係ありませんがこういう種別の男は男に対して攻めることも女に対して受けることもその逆も自由自在なので好きです。
2007/06/07(Thu) 17:35:19
070529.jpg


















 借りてきたGL映画見てなんだかなー、と思ったので急に描く気になりました。うちの子と反転観月で。マジなんだかなーだったんですよねー。よかったところはパパ周辺とたかちゃん(ゲイの親友)のやさしさと自然なタッチの演技ぐらいだな。
 こういうやや特殊シチュエーションのラブストーリーってのは大抵そのシチュエーションについて描くことが主でその個のラブについてはあんまりしっかり描かれてないことが多い気がします。別にそれでもいいのですが、「それが女性だっただけ」なんてコピーだったのだからもっと二人の間について掘り下げてほしかったかなーと思います。

 好きになったのが同性だったってだけなのよ、というようなジャケット印象のわりに、ヘテロとゲイをむしろ区別していってるようなエピソードが多くて微妙でした。別にゲイは一生ゲイから動かないに決定ってわけでもないし逆もしかりなのでいいじゃん、と思いますけど。友情か恋情の可能性かを分けなくてもいいじゃん、友愛に性愛が含まれていたっていいじゃん。
 そういうセクシャリティなんて噛み砕いて言えば惚れる相手に同性が多いか異性が多いかというのが確率的に偏っているという話でしかないわけで、最初から線引きをするからカムアウトとかめんどくなってるだけなんじゃねえの、とわたしにとってみればその話はいいからもう、という感じでした。
 こういう問題って、自己意識とか性同一性とか、あと最重要なのが社会の目とかと関わってるから根深い問題になってるのであって、分解することさえできればそうひどい問題でもないよな、と思います。それが難しいんですけど。でもあくまで、惚れる相手が同性であるということ、ということ自体は、そうウダウダしたことでもない。と性的にけっこうフリーダムなほうなわたしなんかは思うんですが…、みんなそうでもないの?

 横を通り過ぎる男の群れが「あいつホモだぜ、男の裸載ってる雑誌見てんの」「マジかよー」と言っているのを聞いて自分のことでないながらたかちゃんが戦慄する、というシーンがあるのですが、ちょっと待て。この生々しさについては別に女の裸載ってる雑誌を人前で見てても似たような非常識なのであり、ただそれが男社会においては特例的に認知されてるっつう話なだけだろ。
 嫌な感じがややごっちゃになってる気がします。同性だからマズい、という問題じゃないと思いますよ、女社会であれば男の裸載ってる雑誌人前で見てたらややマズいですぜ。まあ、性的に解放されている女性ということで評価される向きもあるかもしれませんが。女の裸見てても女性なら同様なのかな。余談になるけど、それ以外のところでも女性より男性のほうが性的な解放を正当に評価しない傾向があるよね。

 …何の話でしたっけ?ああ、それでそのへんがうだうだ描かれていたせいなのか、ただのラブストーリーとしての掘り下げはイマイチでした。まあこのあたりをどう感じるかは、特にこういう類のジャンルの場合は、アブノーマリズムにその人がどのくらいすんなり入っていけるのかっていうのに左右されると思うけど。それ考えると確かに難しいジャンルだよね。
 わたしとしてはBLだろうがGLだろうがNLだろうがどんと来やがれなので物足りないなーと感じたって話です。それぞれ特徴やならではの部分がありはしますが、それは別にジャンルごとの明確な線引きが先にあるわけではなくって、あくまで個人個人の問題だと思うんですよね。

 でも石田衣良演じるパパのへんはすごくよかったです。途中からパパが観月に見えて…!(だから観月はゲイじゃない)(なんでもいいけど)いや、ママとの関係が淡白でちょっと特殊で、ママが早死にしてて娘を男手ひとつで育てている、というシチュエーションに反応しているだけです。キュウセイです。まああいつらの娘はこの子みたいにかわいくないんだけどね。両親に似て悪いんだけどね。
2007/06/05(Tue) 01:42:20
0705272.jpg


















 夏制服でラケット持ってる観月というスタイルがすき。他にはないどきどきがある。
 いつもながらネクタイが短い件とエンブレムを忘れている件については無視してください。

 コレほんとは去年の観月誕にめちゃくちゃ絵描きまくろうと思って結局描かなかった構想のひとつなんですけど、せっかくなんで引っ張り出しました。
 まあ去年描かなかったのも、また来年があるだろ、という認識にもとづく怠慢なんですが、普通ありえないよなその怠慢!観月以外のことに対するわたしは救いようがないほど飽きっぽくて、一応自覚していろいろ自重したり自嘲したりしているのですけど。ほんと、来年も誕生日祝いたくなるとか普通絶対ないから!来月すら危ないから!

 そんな、恋は1週間で終わります、なわたしが、観月にはかれこれもうすぐ3年ですよ。は?3年?人間の恋は2年しか続かないはず…。おかしいなあー、最初の一年が半分憎しみだったからかなー。
 観月のこと、思い切れなくなったりパワー足りなくなったりすることももう何度も何度も経験しましたが、それでも観月を忘れろって言われても自力ではたぶん無理。他のもののことは素で忘れられるけど観月ばかりはたぶん無理。ずっといっしょにいたいという言葉の意味を2年前知ってしまったのです。

 『キスミー・クィック』一応書き進めてます。あれっもう10時!?あー昼寝したから大丈夫!まだ活動8時間目!マジ宿題しろ自分。
 東京事変アルバムに入ってた『喧嘩上等』が雰囲気に、というかピュアブラに合ってたのでこれ聞きながら書きます。やっぱりわたしの恋には椎名林檎だよねー。
「こっちの心根量らずと、一体如何云う御了見
 そうした喧嘩は手前から、売ってやりんす上等よ
 待てこら 未だ答えは聞けちゃ居ないのさ
 洗い浚い吐け 今宵は常套句なんて通用しないと思え」
 ていうかこれ話中の観月の言うことを林檎調に直しただけじゃないかよ、ってくらい合ってる。この後の英文も合ってる。
2007/06/01(Fri) 22:17:19
070527.jpg


















 今書いてんの結局こういう話だな。押せ押せ乙女観月VS卑怯者チキン野守 な・に・か言うことはないのかと聞いてるんですよォ~! えッ?いやっ…まあ、うん、君は世界一かわいいよね~ そんなことを聞きたいんじゃない!! と、キスを迫る観月、ひらひらごまかす野守。

 観月の誕生日を祝うのはこれで3回目ですね。去年の記録を読み返してみたら、一体何の日だか明言はひかえたりもしつつケーキを焼くという大層なツンデレぶりでした。
 去年の今ごろはたぶん、観月以外考えられない!考えたくないの!といった感じで余裕がなかったのだと思いますが、今はご存知のとおり盛大に浮気した直後ですので、いや~やっぱり誰に走っても結局観月だよね!と全世界に向けてさわやかに発信できる気がします。なんて光源氏。

 てことでピュアブラで一本書いています。『キスミー・クィック』。カクテルの名前です。
 ペルノリキュールが主役なのかな。あとはホワイトキュラソー、ビターズ、炭酸の甘口、でもちょっと強めで。他にも同名のレシピいっぱいあるみたいなんだけど、ペルノは水分混じると緑味のある黄色でうちのヒロインのイメージに合うので。甘口強め、というところもあの嘘吐きらしくていいかなー、と…。
 話中でもやはり酒飲んでる。さ、酒飲みではない。(また弁解)まあ雰囲気のコンセプトとしては、酔ってる観月がいつもより少しばかり、少しばかりデレ強めで、うちの子も酔ってるからいつものようにうまく茶化せませんよ、という感じです。
 ほんで視点はうちの子ですので、まあ事実それなりに酒入ってるし、私も酔ってるってことにしとこうか、はは、という卑怯ぶりを存分に発揮します。てめえは酒入れて言い訳を用意してからカーセックスに持ち込もうと画策するビジネスマンか(具体的)『あッ、…ゴメン、酔ってた。』

 最近ピュアブラが気遣いがち、とか先述しましたよね、それで気遣いが卑怯方向にいってしまうあたりまだまだピュアブラだと思うのですが、今度はヒロインがめちゃくちゃ卑怯で卑怯でチキンでおためごかしで、てめえは煮え切らない男か!!って自分のことながら怒鳴りたくなるほどです。
 なんていうか、惚れたほうが負けって言うけど、お互い惚れ合ってしまってる状況ではむしろ積極的に惚れていくほうの圧倒的勝利だと思うんだよね。愛の場では、弱みを見せられないほうの負け。卑怯になれば騙し合いには勝てるけど、それってやっぱり負けてる。さらけ出せないほうは、身を預けてきたほうに対してすごい敗北感を感じると思う。
 強がって崩れないのは、弱いもののすることなんだよなあと、不器用に攻撃的にでも愛を迫る観月を書きながらわが身をものすごく情けなく思います。君はなんと潔くて強いのかと。私はなんと浅ましくて怯惰なのかと。
2007/05/30(Wed) 13:04:03
忍者ブログ [PR]

Designed by A.com