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2024/10/07(Mon) 08:29:50
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 やっと運命あたりまで終わりました。しかし……この皇帝と法王の威厳のなさときたら……。なんでこんな間が抜けてるんだ……。
 P3タロットは簡素に図案化されていながらも、押さえるべき所をさりげなく押さえていてさすがだなーと描いてみて思いました。3女帝は密林のごとく無軌道にもえいづる生命の母であり、一転4皇帝は両手に赤と青を分け持つ四角世界の支配者であり、5法王では神の領域をはじめて訪ねた無力な人間の意志が『双子』の様式でちっちゃく描かれているわけですね。
 満月シャドウとか、通常シャドウのつくりもよく見るとすごいタロット的に面白いですよ。満月法王シャドウはけっこう好きかなー。前方左右に立ってるふたつの白い十字架があったでしょ、あれは上記の『双子』の図式を表したものですね。んでその十字架に描かれていた絵ですけど、薔薇と百合だったはずです。それぞれ男性と女性の象徴花ですね。一組の男女が大きなものにつながってつきしたがってる、という図式が15悪魔に似ていることは、見てもらえればわかると思います。実は5法王と15悪魔は対とも言われるカードなんですねー。あの満月シャドウはテーマからしてそのへんを意識してつくられてたんじゃないかなと思います。すなわち、『享楽せよ』です。法王も悪魔も上から押し着せられたものに喜んで従ってる状態で、基準が前者の場合教典であり、後者の場合欲望だというだけなんですね。


 じっくり話を練りすぎて風に立つが卒業までに書けるかどうか不安すぎます。ぐぬぬ……。でもやりがいはあります。ほんと小田桐に出会えて良かったぜ……。ますます社会的な位置からはズレたけどほんと出会えて良かった。あ、ズレでもないところがあった、すごいかっこ悪いことをあえて言うと、小田桐がああ言ってくれなかったら教師の道を断念していた。うわ……かっこ悪いこと言ったな……。
 最近気付きましたがわたしは『かっこいい』に過剰にこだわりすぎだと思います。もっとかっこ悪いところを恐れずに吐き出していかないとなぁー。負の部分を人にぶつけまいとするのは立派なマナーだけど、そのうえで目をそらさず関っていかないとね。うひょーカッコ悪い!しかしそのカッコ悪いのも快感!(うわー)
 小田桐は自分で先生には向いてないって言うけど普通にそんなこたーないと思うんですよね。感覚的なことじゃなく、わたし自身小田桐みたいな奴だったのに今はお世辞にでも向いてるよって言われても変な空気にならない程度にそれらしいわけだからね。カタブツではあるけども、それが突き抜けて『はみ出す力』を知ってるということはアドバンテージなんだぜ、と現実的に評するわけです。
 切り替えたらなかなかすごいと思う。その完全切り替えにはまだまだたくさんの時間が必要かもしれないですけど、でも結局向いてると思う。というか思いたいな。あいつにできることならわたしにもできるのだと思い込んでいたいから。……ていう面もあるな。うわーかっこ悪いな!かっこ悪いことこの上ないな!

 そういえば昨日は幸村様の誕生日にして主人公くんの命日でしたねー(え?命日は6日?)
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2008/03/06(Thu) 23:44:22
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 P3タロットです。長編に必要なのとどうせなら空きっぱなしの拍手に何かやろうと再現中。やっと愚者・魔術師・女教皇の三枚。な……なかなか頑張っただろう?お気に入りは愚者。いぬかわゆす。カードのふちとか違うしバックの格子柄は超フリーハンドですが細かいところは無視の方向で。設定資料集にアトがついてしまったんだぜ。しかしやりだすと細かいなー!魔術師めっちゃ疲れたうえに画像粗くね!?つーかよく見たら女教皇早くも塗り足りないところ発見したよ……。
 次は女帝なのですがあれ左右のツタ模様がくそめんどくさい予感がする。くそ……いっそ資料集をスキャンにかけるという暴挙に出たいところだがそもそもスキャナが壊れている。ってこれ前にも言った気がするな……。

 せっかくタロット好きなのですから、拍手でタロットおみくじ(つまりワンオラクル)とかやりたいなーと思ったのですが、拍手お礼は10パターンしか作れないのですよねー。だから『神々の領域』方式をとりたいと思っています。
 P3をやった人やタロットにけっこう知識のある人ならば、タロットが1から数字順に人のひとつの成長過程を描いているものだという解釈はご存知だと思います。んで、『神々の領域』方式というのはそれに関連するものです。タロットの愚者を除く21枚は7枚ずつ横に並べて3列作ると、縦に並んだ三枚の組がひとつなぎとして関係を持ってるんですよね。一番上の『神々の領域』と一番下の『啓示と自己実現の領域』を結ぶものとして真ん中の『均衡の領域』があります。長編っぽいところで例を出すと、『皇帝』の下には『剛毅』があり、その下に『月』があります。『皇帝』は自然を征服しようとするロゴスの力であり、『月』は退行的な自然のグレートマザーの力です。そして『剛毅』は理性と自然の情動を愛の力でやさしく結ぶもの、というわけなのです。
 それでワンオラクルでどうするかというと、一番上の『神々の領域』だけをひとまず結果に出して、それからその下の2カードの関連についてチョロッと紹介、のような感じにしたいです。ほんとチョロッとになるように気をつけなきゃ……魔術ファンはまったく話長いってことをP3やった皆様ならご存知だと思います(江戸川的な意味で)(でもあの授業めちゃくちゃ楽しかったんだわたしは)
 いや、ほんと江戸川先生はあれでも随分自重しましたよ。そりゃ毎回プリントも配りますよ。わたしがあの教科のテスト作るとしたら『錬金術的見方で最近自分に起こったことについて考察分を書け(参考語群…対立物、黄金、結婚、エレメント)』とか『次の依頼者の状況とタロット展開図1から、過去現在未来について読み取れることを書き出しアドバイス文を書け』とかやるよ。
2008/03/05(Wed) 00:18:45
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 主人公くんの数年後とかやるとそこのサイトさんの主人公くん観がよく見えておもしろいですよね、異性化と同じで興味深いです。うちのハルはますますバカになると思います。長髪でややカマのくせしていい体でチャラ男とかキモいな……。

 以下長編のネタ回収のために『2001年宇宙の旅』と『2010年』を見たので続きから感想をば。
2008/02/23(Sat) 22:26:44
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 文字入れがうまくできないわたしはどうせ今まで4コママンガしか描いたことない落ちこぼれである。(しかも中2のころ) なんだ……コミスタ……とかいうやつで入れればいいのか……。
 しかしアイギスは初めて描いたのだけど楽しいなー。最近文句なしに美しい人というのを描いていないので人ならぬほどの美貌は描いてて楽しいですし、ラクですね。やっぱり造形的に美しいものはサラっと描くぶんには簡単です。真田とか美鶴さんとかも楽しいんだけど、そこをあえて主小田主だからな。
 ハルは大別して美の区分には入りますが、常に『なんかキモい感じ』『違和感』『かるい下品さ』を意識しているのでやっぱり苦労します。


 明日からスキー合宿です。楽しみだけど3日も家を空けるので残念でもあります。車学にゆかねばならないというのもありますが、今なんかまた風に立つがフィーバーしだしたので。やっとエロに終始しなくなったので。今日はなんちゃって黙示表現のだいたいの作法と、どんなふうに情報開示するかを考えてました。
 だいたいのことを言うとP3より直接的にアルカナ順に進む話なのですがね。タロットの旅路は象徴的には人生を、実際的にはひとつの課題の結実を描いている原型群なので、せっかくだから一度その工程にまるっと乗ってしまおうかなと思いまして。そのかわり文章の外のヒントはそのアルカナタイトルだけにしようかなと。
 どのへんにどのアルカナが対応するかも隠してしまう、という案もあったのですが、それだとただでさえ読み解いてなどいただけるわけねーよwな単なる二次創作がさらに読みづらくなりますし、もし解説することがあるとしたらクドくなってしまってエンターテイメント性に欠けるので。しかし開示するといっても単にアルカナだけ示してもタロットの読みとかイメージをあまり知らない方にはうすぼんやりとしか直感できない単なる数字と言葉なので、謎めいた感じを演出もするといえばそうなのかな。そうだといいと思います。『まさしくコミュのように』。
 特に、一見いい状態のように思われるところに一見悪い意味のようなカードが置かれてあったりして、一人でほくそ笑んでいます。今さらに感受を深めているというのもありますがもともとタロットは好きなので、イメージの読みにはP3の表層で説明されているもの以上のことを使うつもりです。話としてはそこまで(ウテナほどには)わけわかんなく書かないようにしてますし、完結したらば雰囲気に応じて自分で解釈もするので、これを機に拙宅におとずれるみなさんがタロットの物語心理学とそこから生まれたものであるコミュシステムをより愛してくださればいいですね。
 物語心理学、というように、わたしのここでのイメージはユング心理学の論をだいたいベースにしています。ここで使うのはわたしが好きだからというよりP3、つーかペルソナ全体が、ユング心理学ベースだからなんですよ。ここぞと。いや、ここぞというより、むしろペルソナよくやってた人間だからこそのユング心理学好きってのが大元なんですけど。
 異聞録でユング知る→タロットハマる→ペル2→心理学ハマる→ペル3でユング解釈把握→ウテナ→デミアンのユング学説把握→風に立つ構想→ユングとタロット本読み中 となっているわけです。なるべくしてこうなりました、です。ていうか風に立つの黙示読み解きの材料としてユングとタロットとかデミアンとかウテナDVDとかみなさんが大好きになってくださったら軽くアフィリエイトすらできますね!?(誰があんな7000円もする本買うか)
 いや、P3だけ買っていただければわたしは満足ですよ。賛否両論でもかまわない、対立することさえあれで描かれていたはばたきのための輝かしい過程なのです。
2008/02/16(Sat) 23:34:16

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 課題が終わったのをいいことに昨日降ってきた風に立つのネタについてなぜかマンガを描き始めています。同じことについて文章で書くかどうかは定かではないのですがなんだか風に立つはマンガのほうが適している部分も多々ある気がします。時間かかりすぎるのでやりませんが。というか一応文書きなので。

 蝶の蓋飾りの懐中時計、という小道具です。
 蝶はプシケー、つまり『心の中心』『自己』を意味します。ペルソナで蝶がさかんにモチーフとして用いられているのはそのせいですね。そしてもっとわかりやすいことには、アイギスの心のあらわれであるメティスのペルソナは蝶の形のプシュケイであり、さらにはアイギスに心を与えている動力源はパピヨンハート(蝶型にクロスした黄昏の羽)(黄昏の羽は現在放送中のペトリのキーアイテムでもありますよ)なのです。わかりやすいですねー。P3はちゃんと読み解くものが用意されているので、手順を踏めばよくわかるんですよね。
 でまあ、そういう象徴をつけた、懐中時計というこれまた象徴的な小道具を取り入れてみようかと。『時計』は成長過程や運命を描くうえですごく黙示しやすいアイテムですよね。
 いまはまだ書ききってもいないので意味までは書かないのですが、慶介兄さんの謎の計らいによってなぜか小田桐から贈られることになったアンティークらしきうすい金色の懐中時計は動いていません。ねじを巻くとちょっと動いてくれるのですが、どこかがズレてるのかしばらくすると止まります。気付いた小田桐は一度返して修理したほうがいいと言うのですが、ハルはこのままがいいと言って動かない時計を首にかけます。時折懐から取り出してねじを巻いてみたりするだけ。

 あと、ハルの名前の由来の話ですが……、設定に書いた実在の宇宙船のコンピュータプログラムからというのもあるのですが、『2001年宇宙の旅』のHALを想定してもいます。『コンピューターの矛盾と反乱』の代表格ですね。そんなに考えていたわけじゃないのですがなんだかマッチしてますよね。一度母ちゃんに見せられて見たことがあるような気がするのですが、よくは覚えていないので……、そのうち借りて見てみたいと思います。

 基本的に自分の代理である人物のネタは自分から切り出していることが多いです。蝶の懐中時計も(アンティークではないですが)今現在わたしの胸元にありますし(しかも正常に動いてねえ!!)、ハルの名前の由来の話も、一度母ちゃんに見せられた気がするけどよく覚えてない、という話なので。そういうのってすごく理にかなってますよね。やはり身近にあるものはあるべくしてあり、同時に身近にあることで常にそこから発せられるイマジネーションを溜めているわけですからね。

2008/02/15(Fri) 20:38:12
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